表情の我慢はココロにも負担が・・・

表情の強張りを指圧で解決!?

表情の強張りを指圧で解決!?

私たち人間は、「本来1万通り以上の表情ができる」とアメリカの心理学者ポール・エクマン博士は述べています。しかしながら、加齢・老化や心身の機能の衰えとともに、表情のレパートリーも減少します。

また、最近の研究で、私たちは「情動調整」しながら表情を作っており、常態化するとストレスが大きくなることが明らかになっています。

「情動調整」とは、気持ちと反する表情をすることです。例えば、目の前にいる相手に対しイラっとしたり、ムカッとしたりすることがあっても、その感情を抑制して、感情とは反対の笑顔で対応することです。

これまで「笑顔」や「笑い」に関する健康効果の報告は多数ありますが、何でもかんでも笑いや笑顔が健康に良いわけではないのです。苦しい時、辛い時に笑ってごまかそうとしても一瞬、脳は錯覚しますが、その感情が長期持続することはないことはありません。つまり、笑いたい時は笑い、泣きたい時は泣いたほうが健康には良いのです!

表情の我慢は美容にも大敵!

素直が一番!

素直が一番!

しかし、私たちは、ビジネスシーンにおいてプライベートシーンと比べ感情をより多く抑制していると報告されています。

人間の感情は脳で生まれ、脳からの指令により表情が作られます。しかし、情動調整が行われると、その神経伝達にブレーキがかかり筋肉の緊張状態が続き、カチコチになってしまいますし、ストレスを感じます。

また、顔の筋肉の中でも表情筋は皮筋なので、皮膚への負担も大きく、衰えると筋肉のみならず皮膚も菲薄化し、皮膚表面温度も低下する一方です。


いつでもどこでも簡単!指圧でストレスケア

日常生活で無意識のうちに情動調整してストレスを溜めてしまっている場合には、セルフケアがとても重要! そこで、いつでもどこでも簡単に行えオススメしたいのが指圧。顔における経穴指圧は以下の効果が期待できます。

・皮膚機能の活発化
・筋組織の柔軟化
・リンパ・血液循環の改善
・老廃物の排泄


顔がスッキリする経穴指圧のやり方

耳たぶの後ろにあるくぼみ

耳たぶの後ろにあるくぼみ

柔軟に表情表出するために欠かせない経穴を紹介します。
・翳風(えいふう):耳たぶの後ろ。下顎骨と乳様突起のくぼみ。

この左右にある翳風穴(えいふうけつ)を、唯一、自律神経を自分の意思でコントロールできる丹田呼吸法に合わせて指圧します。

■丹田呼吸法の練習法
丹田呼吸法を練習しましょう。東洋医学では経絡の流れが悪くなると病気になると考えられています。身体の中を流れている経絡と丹田(正式には下丹田)を意識して行います。

ゆっくり深く息を口から「ハァー」と吐息をたてながら、お腹を凹ませます。息を吐ききりましたら、今度は息を吸います。息を吸う時は鼻から「スゥー」と音をたてながら、お腹を膨らませます。身体になじむくらい練習しましょう。

では、丹田呼吸法に合わせて指圧を行います。息を吐きながら、両手の人差し指でじわりじわりと「痛気持ち良い」程度まで圧をかけていき、息を吸いながらじわりじわりと緩めます。これを10セット行いましょう。

特に顔こそ、運動前には準備体操のように皮膚や筋肉をほぐすことが鉄板!正しい流れで顔の筋肉をゆるませ、プルプルのお肌とメリハリある表情でなりたい自分を手に入れましょう!!


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。