乳児育児/赤ちゃんの心と体を育てる遊び

赤ちゃん英語教室のメリットと効果!親が注意すべき事

0歳の赤ちゃんから英語教室に通う教育メリットと効果や意味、親が心がけておきたい事について考えます。グローバル化が進む日本で、子供の将来を考えると、英語が得意になるよう育てたいと思う親は増えています。

田宮 由美

執筆者:田宮 由美

子育てガイド

グローバル化が進む日本、英語は人気習い事の上位!

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グローバル化が進む今の日本、将来のことを考えて幼い頃から、英語を習わせたいと思っている親は多いでしょう

最近は子供に何らかの習い事をさせたいと、ほとんどの親が思っています。その中でも、特に英語は男女ともに、習わせたいものの上位に上がってきています。

これからグローバル化が進む日本において、今注目を集めている習い事のひとつですね。それに伴い、赤ちゃんのための英語教室も最近は多く見かけるようになりました。

「小さな赤ちゃんに英語を習わせても、効果があるの?」と疑問に思われる方もおられるのではないでしょうか。0歳から英語教育を行ううメリットと効果や意味、親がこころがけておくべき事についてお伝えします。

0歳から英語教室に通うメリット

■メリット1耳が英語の発音に慣れる、と言われている
英語には日本語にない発音があります。例えば「R」であったり、また子音で終わるような単語は日本語にはありません。ですので将来、英語を学ぶ際、リスニングやネイティブな発音で、苦労する場合が多いようです。

それらは早い時期から英語に親しんでいる事で耳に慣れ、後の英語学習時に、リスニングやスピーチのスムーズな習得に役立つと言われています。

■メリット2、興味の幅が広がる
英語に触れることによって、アルファベットや英語の絵本などにも興味を持ったりと、興味や関心の幅が広がるでしょう。

■メリット3、親子のコミュニケーションが深まる
赤ちゃんの英語教室は、ママも一緒に参加します。一緒に過ごす時間が増え、関わることによって、親子のコミュニケーションが深まるでしょう。

■メリット4、英語に興味を持つママ友が出来る
教室には英語に興味のある親が通ってきていますので、英語という共通の話題で子供の教育などについて、相談しあえる友達ができやすいでしょう。


0歳から英語教室に通う効果と意味

赤ちゃんの頃から英語教室に通う事で得られるメリットは幾つかあります。ですが、英語のリスニングやネイティブな発音については、将来、大きな影響を及ぼすとは言えないでしょう。通う頻度や止める時期にもよりますが、ベビー英語を習ったか、習っていないかで、大きな差が出る事はあまりないようです。

ただし赤ちゃんの頃から、英語を楽しく習い続け、興味を持ち、英語への学習意欲に繋がり、そこから英語が伸びるという事は期待できます。

親子で日時を決め教室に通う事や、英語に触れ、楽しむ時間を持つ事に意味があると言えるでしょう。


ベビー英語教室に通う際、心がけたいこと

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自宅でも、親子で楽しく英語に触れる時間を持ちましょう

■ポイント1、ママも英語を楽しみ、通う
英語に触れて親しむという事が目的です。ママも赤ちゃんと一緒に英語を楽しみ、通いましょう。

■ポイント2、自宅でも英語に触れる
教室に通っている時だけでなく、自宅でも時間を決めて、英語のテープやDVDのかけ流しをしたり、ママが英語の歌を歌ってあげたりして、英語に触れる時間を持ちましょう。

ただしかけっ放しの状況はよくありません。ママが赤ちゃんに話しかけながら、一緒に見たり聴いたりしましょう。

■ポイント3、英語が得意になると決めつけない
赤ちゃんの頃から、英語を習っているのだから、将来は英語が得意になるだろうと決めつけ、子供に英語を押し付ける事はやめましょう。親の無理強いは、親しんだ英語がかえって嫌いになる場合もあります。

■ポイント4、全ての費用を確認しておく
教室に通い始める時、かかる費用の全てを把握しておきましょう。月謝以外に高額な教材費が必要な場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

小学校でも英語は必須教科に!抵抗なく入っていける準備はしてあげたい

現在、小学校では英語教育が導入されています。2020年からは必須の教科として位置づけされる予定です。幼い時から、親子で英語教室に通い、親しむことで、小学校で英語を習う時に、抵抗なく入っていけることも多いでしょう。

最近は母国語が定着していない時期から、他国語を習得させようとすることについての問題点もあげられていますが、日本で普通の生活をし、英語教室に通うぐらいですと、心配することはないでしょう。

いずれにしても親子一緒に英語に触れ、楽しい時間を持つ事は、赤ちゃんの健やかな成長にもよい影響を与えるでしょう。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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