農作業している女性

夏場の庭仕事で悩まされる虫刺され

家庭菜園や庭仕事をしていると、ヤブ蚊に刺されたり、いろんな虫に触れたりすることがあります。そんな時は、かゆみが出たり刺されたところが腫れたりと大変な思いをしますし、作業も中断されてしまいます。家庭菜園や庭仕事に集中できるよう、道具や工夫があれば便利ですよ。今回は、役立つ虫よけアイテムをご紹介いたしましょう。

庭仕事中で不快に感じる害虫は?

庭仕事などをしているときについて、アース製薬が「ガーデニング作業中に不快に思う害虫は?」と質問をしたところ、「ヤブ蚊」が最も不快な害虫(68.3%)と回答がありました(2013年 アース製薬調査 n=4,450)。このほかにも、「ハチ」(37.8%)や「ナメクジ・カタツムリ」(33.5%)、「ムカデ」(30.7%)、「クモ」(27.1%)、「カメムシ」(25.9%)などが不快な害虫として挙げられていました。

害虫の中でもとくに、感染症を媒介するヤブ蚊やマダニは、家庭菜園を行うときに気を付けておきたい害虫です。

ヤブ蚊とマダニ、それぞれの生態

<ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)>
刺されるとかゆみや腫れがおこるヤブ蚊

刺されるとかゆみや腫れがおこるヤブ蚊

夏になると蚊とり線香や虫よけスプレーなどを使って、蚊に刺されないように対策する方は多いでしょう。最近では、デング熱やジカ熱などのウイルスの感染が問題となっているので、単に「蚊に刺されるとかゆいから嫌だな」と思っているだけではすまされない状況にもなりかねません。

ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)は、3月頃から出始め、秋の終わり頃まで長く活動し、草むら・庭木周りにもよく生息しています。人間に及ぼす害としてはデング熱やジカ熱などの媒介が挙げられます。

<マダニ>
ダニというと布団や畳などの室内にいるダニを想像する方が多いかもしれません。最近、注意されているマダニは屋外に生息するダニです。通常は動物を吸血しますが、人と接する機会があると人も吸血します。ペットを飼っているご家庭では、散歩帰りのペットについてくることもあるかもしれません。

主な生息地は草むらですが、最近では公園や河川敷など、私たちの身近なところにも生息しています。そのため、庭や家庭菜園などの場所でもマダニが生息している可能性があります。活動時期は3月~11月頃までで、10月~11月が本格的な活動時期です。
マダニの吸血前(左)と吸血後(右)

マダニの吸血前(左)と吸血後(右)


成ダニの大きさは約3mmで、肉眼でも見える大きさです。吸血すると1.5cmほどの大きさになることもあります。マダニにかまれると、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)を発症する場合があり、この感染症の致死率は6~30%と報告されております。

次のページでは、ヤブ蚊やマダニ対策ができるアイテムを紹介します。