食中酒としてハイボールで味わいたい新感覚ウイスキー

知多ハーフボトル

知多ハーフボトル

シングルグレーンウイスキー「知多」の人気が高まっている。「知多」の製品詳細に関しては2015年の記事『サントリーウイスキー知多/グレーン9月1日新発売』を参照いただきたいのだが、このまま堅調に伸びつづければ、新たに確固たるグレーンウイスキー市場というものが生まれる可能性がある。
グレーンウイスキーは、歴史的には長年にわたりモルトウイスキーとの混和によるブレンデッドウイスキーに貢献してきた。一般的には飲みやすい、口当たりのよい滑らかな味わいを生むブレンデッドの脇役的存在として知られている。これまで製品としてのシングルグレーンウイスキーがなかったわけではないが、ほとんどが限定品としての登場であり、コアなウイスキー・ファンがブレンデッドのダシ的役割の味わいを実感する、あるいは長期熟成グレーンウイスキーの香味を伝える、といったシブ過ぎる立場にあった。

風香るハイボールすだち

風香るハイボールすだち

愛知県の知多半島、伊勢湾を臨む地にサントリー知多蒸溜所はある。ここでは「響」や「角瓶」といったサントリーのブレンデッドウイスキーにブレンドされるグレーンウイスキーを製造している。ただしこの「知多」はブレンデッド用とは一線を画し、ウイスキーの嗜好の世界を広げる新感覚シングルグレーンウイスキーと呼べるほどの登場感がある。新たな香味世界の創出といってもいいだろう。
後述するが、とくにハイボールがおすすめで、すっきりとしたキレイな味わいは気持ちまでサッパリ、スッキリさせてくれる。また食中酒としてもおすすめだ。

まずは350ml、ハーフボトルを買ってみよう

風香るハイボール山椒

風香るハイボール山椒

『サントリーウイスキー知多はカクテルベースにも最高』
の記事で、「知多」をベースにしたマンハッタンやゴッドファーザーといったカクテルを紹介した。スタンダードカクテルのベースとしても安定感があり、つくりの確かさ、味わいの伸びのよさをわかっていただきたかったからだ。
ただ、バーで本格カクテルとして試してみなくても自宅で十分に「知多」の実力を知ることはできる。品質の高さを最もシンプルに実感できる飲み方が「知多」風香るハイボールなのだ。ソーダで割っても香味が崩れることなく、爽快さのなかに味わいがキレイに伸びている。
これからの季節はとくに「知多」の味わいが冴える。ほのかな甘さ、とてもとてもピュアでクリーンな香味である。こころを優しく包み込む淡麗な和食のダシのような甘みが風のように軽やかに口中をそよいでいく。
何よりも風香るハイボールは食事の友として最適である。料理を選ばないといえるが、とくに和食との相性は素晴らしい。
家庭で楽しむならばハーフボトル(350ml/43%/¥1,900)を買おう。一杯30mlをソーダ水で割れば11杯以上は確実に飲める。まずは手はじめにハーフボトルからどうぞ。
もし和食とともに味わうならば、すだちや山椒を添えると日本的なカクテル風味がそよぐ。

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