松本隆一の値引き生情報「トヨタ・ヴォクシー/ノアと対抗させるのが効果的」

雑誌『月刊自家用車』で私が担当する「松本隆一の値引き生情報」に寄せられた読者からの値引き体験談をお届けするこの連載。

今回は日産・セレナの値引きを狙う東京都在住の40歳会社員・X氏からのレポートです。

日産・セレナ

日産・セレナ


セレナにはヴォクシー/ノアが効果的です。ステップワゴンも有効ですが、トヨタより反応は鈍くなります。このレポートでは1クラス上のヴェルファイアと商談していますが、これもアリ。この場合、ヴェルファイアの値引きの大きさを強調して「元値は違うが、実際の支払い総額はセレナと大して差がない」などとやるといいでしょう。

では、X氏からのレポートをどうぞ!

当初5万円引きが最終27万円に!下取りも26万円も高くなった

これまで乗ってきたヴォクシー(平成20年式)は8万3000kmを走っていますが、すこぶる快調。しかし、今や安全機能や運転支援機能などの先進メカニズムを無視することはできなくなってきたため、買い替えることにしました。

本命は新型セレナ。近所の日産A店で、とりあえず下取り査定してもらうと70万円でした。翌日、日産B店へ。下取りはこれまた同額の70万円。

1週間後、下取り車のヴォクシーを買ったトヨタへ。ヴェルファイア・ゴールデンアイズの見積もりを取ると、下取りは56万円と日産より低い。8年半、メンテナンスも車検もすべて依頼してきたのに失望しました。なお、値引きは37万円で支払い総額は400万円。これが「精一杯」とのことでした。

翌日、フェア開催中の日産B店へ。期待して2回目に臨みましたが「新型セレナの値引きは5万円と決められています」と冷たい。下取りも前回と同じ70万円で「これ以上は出せません」。完全に期待外れです。

下取り車の相場を掴むためネットの一括査定にかけたところ、94万円の値が付く。さらに、オークション代行業者が「115.128万円」という概算見積もりを出してきました。

4日後、日産A店へ。担当さんに「本気でセレナの購入を考えています。下取り車は買い取り専門店に売ることにしました。だから、思い切った値引きをお願いします」と言うと、値引き20万円、支払い総額360万円を提示してきました。

翌日、日産A店と3回目の商談。「支払い総額が355万円になれば契約します」とお願いしたところ、奥に引っ込み、ようやく戻ってくると苦渋の表情で、「Xさんと奥さん、お二人でJAFに加入してくれませんか?」と頼まれたので、了承。するとまた奥に入り、今度は明るい表情で戻ってきて「355万円、OKです」とのこと。

最終的な条件は車両本体とメーカーオプション22万6800円から19万7476円引き、付属品52万292円から7万円引きとなっていました。あとで聞いたところによると、日産A店とB店は社名こそ違いますが、親会社は同じとのこと。これで両店ともフェアのお土産(安納芋とネットで人気のポテトチップス)がまったく同じだった理由がわかりました。

なお、下取り車はヤフオクと業者のオークションに出品しましたが、どちらも流札。結局、96万円で売却しました。

松本隆一の値引き採点 評価は5点満点で「5」

ということで、X氏からのレポートをお届けしましたが、私の値引き採点は5点満点で「5」です。

セレナ値引き

貴誌提唱の「明るく・楽しく・したたかに」の気持ちで商談ができたと思っています。8年半振りの買い替えでしたが、自動車の進化を実感しました(X氏)


  • 車両本体価格 291万6000円
  • トータル値引き 26.7万円(8%税込み)
  • 値引率 7.3%
発売直後の新型セレナから合計約27万円引き、値引き率7.3%なら文句なしの特上クラスです。下取り車の処分のうまさを含めて評価を5としました。なお、親会社が同じでも店名が違えば、基本的に別組織と考えて競合させてもかまいません。


さらに値引きについて知りたい方は「月刊自家用車アーカイブスforカーコン・マーケット」もチェック!

『月刊自家用車』(内外出版社)

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■こちらのコンテンツは『月刊自家用車』2017年3月号(内外出版社)内の記事を転載・一部改変したものです。

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