大人になっても悩ましいニキビ痕

悩ましきニキビ痕

悩ましきニキビ痕

思春期にできやすいイメージがある「ニキビ」ですが、実は大人になってからも肌トラブルの上位に入っており、多くの人を悩ませています。ニキビ自体もですが、さらに怖いのが実は「ニキビ痕」。気になるからといって、触りすぎたり無理につぶしてしまうと、ニキビ痕がずっと残ってしまうということにもなりかねません。

ニキビ痕は、大きく分けて「赤み」、「色素沈着」、「クレーター」、「しこり」の4種類に分類できます。詳細は、以前ご紹介した「ニキビ痕のタイプと対処法」の記事ををご確認いただければと思います。

本記事では、ニキビ痕の中でも特に治療が大変な「クレーター」の治療方法について紹介します。


ニキビ痕の「クレーター」とは?

悩ましきクレーター

悩ましきクレーター

クレーターは「陥凹性瘢痕」とも言われており、繰り返し炎症が強く起こった場合に発症します。真皮のコラーゲン線維が破壊され、表面がくぼんだ状態になってしまいます。

クレーターの生じやすい範囲は、主にコメカミから頬全体にかけてです。
また、クレーターができるかどうかは、炎症のあるニキビができた範囲や、炎症の強さ、炎症を繰り返した回数などの要因が影響してきます。


「クレーター」の治療方法は?

さて、前述の通り、クレーターは4種類のニキビ痕の中でも、治療が大変な症状と言われています。まず、クレーターは一度できてしまうと自然に治ることがありません。改善を目指すのなら、医療機関での治療が必要になってきます。主な治療方法は以下のふたつです。


1.メディカルピーリング

皮膚の細胞を病変と一緒に除去することで肌のターンオーバーを促し、健康な組織に置き換える治療方法です。使用する薬剤によって、ピーリングの深さを調整できます。

【メリット】
・少ない刺激で治療ができるので、肌への負担も最小限に抑えられる
・ニキビの予防、治療、ニキビ痕の改善の3つの効果が期待できる
・いまニキビができていて困っているという人にもおすすめ
・痛みがない(種類により痛みを伴う場合もあります)

【デメリット】
・1回で得られる効果が少ない


2.CO2フラクショナルレーザー

「フラクショナルレーザー」とは、レーザーで皮膚に小さな穴を無数に開けることにより、皮膚の細胞分裂を活性化させる治療方法です。クレーターのある部分のみにしっかり点状照射をし、真皮にまで刺激を与えることで皮膚の再生が促されます。ダイナミックに肌の入れ替えができ、ホールを開けた周囲にハリのあるお肌がよみがえってきます。

「CO2」はレーザーの種類のことで、炭酸ガスを使って皮膚を蒸散させ、病変を取っていく方法をいいます。

【メリット】
・得られる効果が高い
・傷あとが残りにくく、仕上がりもきれい
・大きな失敗につながりにくい

【デメリット】

・若干の痛みを伴う
・約1~2週間ダウンタイムがある
・3~4週間に1度、4~6回の施術が必要

「ダウンタイム」とは、施術から回復するまでの期間のことをさします。今回の場合は、3日間ほど薄いかさぶた状態になり、その後1~2週間ほど赤みが続きます。その後も、赤みが薄い茶色になりなかなかおさまらないこともありますが、時間が経てば消えていきます。

なので、施術をする際は、できるだけ連休中に行うなど配慮が必要です。
このようにダウンタイムは多少ありますが、それ以上の高い効果が期待できますので、ガイドはこちらの方法をおすすめしています。


実際の治療経過

ここで、実際に「CO2フラクショナルレーザー」の施術を受けた方(20代女性)の治療前と後の様子をご紹介します。

フラクショナルレーザー治療前

治療前。こめかみ辺りにクレーター(くぼみ)が気になります。

右の写真をご覧ください。こめかみを中心に、クレーターが目立ちます。

右下の写真は2回治療後。全体的にボコボコとくぼみができていた肌がここまできれいになり、目立たなくなっているのがわかると思います。このように、非常に効果が高いので、しっかりと治してしまいたいという人には是非検討していただきたい治療です。

 



フラクショナルレーザー治療後

治療後。2回照射、3か月経過。

ガイドもニキビ痕のクレーターに対して積極的にCO2フラクショナルレーザー照射を行っています。受ける際のネックになるダウンタイムに関しては、なるべく最短最少で済むようアフターケアも行っています。

赤み、色素沈着が起こっても、必ず改善しますので、安心して治療を受けていただきたいです。仕上がりもナチュラルで、確実に効果が得られる治療なので、多くの方が満足されています。




「クレーター」の改善を諦めている方へ

残念ながらクレーターは自力で治すことは難しく自然治癒も期待できません。それが一昔前とは異なり、医療機関で適切な治療を受ければ、改善できるようになりました。クレーターで悩んでいる人は、まずは気軽に医療機関に相談してみてください。諦めていたくぼみも症状や状態を見ながら、適切な治療方法を提案してもらえます。特に、美容皮膚科がオススメです。



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。