1000年前にニュージーランドに来たマオリ

ニュージーランドで大切にされているマオリの文化

ニュージーランドで大切にされているマオリの文化

大自然を思いっきり満喫したり、ワイナリー巡りやグルメに舌鼓、ワイルドなアクティビティを楽しんだり……。何を楽しもうか迷ってしまうニュージーランド旅行ですが、ニュージーランドをもっと味わうためには先住民族マオリの文化にもぜひ触れてみて下さい!

ニュージーランドでは先住民族マオリの文化をとても大切に保護しており、人々の生活にも深く根付いています。

マオリは1000年程前に7つのカヌーに乗ってポリネシア諸島の伝説の島ハワイキから来たと言われています。その後マオリ族はニュージーランドに定住し、戦いの踊りのハカ、タトゥーなどが生まれました。ハワイやサモアなどのポリネシア系の国と言語や文化に多くの共通点があります。

マオリ語はニュージーランドの公用語のひとつ。旅をしていると、ロトルアやテカポなど、マオリ語の地名も多く見かけますね。こんにちはという意味のマオリ語で「キアオラ!」と挨拶されることもあります。


マオリの踊り、ハカ

大迫力のハカは必見

大迫力のハカは必見

ハカはマオリのダンス。ニュージーランドのラグビー代表チーム、オールブラックスが試合前に行う戦いの踊りで知られています。ハカとは、戦いの前に相手を威嚇したり、勝利を祈願するために行っていた伝統的な踊りで、現在ではさまざまな式典で歓迎の意を込めて披露されています。

伝統的な衣装や装飾に身を包み踊るハカ。その迫力ある動きはもちろん、目を大きく見開いたり舌を出して相手を威嚇したりする表情も特徴的なので注目して見てください!


マオリの編み物、彫刻、タトゥー

大切な人に贈りあう習慣のあるマオリのアクセサリー

大切な人に贈りあう習慣のあるマオリのアクセサリー

マオリがニュージーランドにたどり着いた時、故郷のポリネシアから受け継いだ手工芸の技術で、バスケットやマットなどの生活用品を作りました。ニュージーランドフラックスが素材として最も多く使われます。

精巧な彫刻もマオリの伝統工芸。ただの装飾品ではなく、部族の歴史や伝統、文化などのストーリーを伝える役割を果たしているんですよ。

タトゥーもただのファッションではなく、部族との関連、その人がどんな人生を歩んできたのかまで表現されています。

マオリの編み物、彫刻、タトゥーといったアートは、伝統工芸の誇りを今に伝えつつ、モダンなデザインを取り入れて進化し続けています。ニュージーランドのお土産に、マオリの伝統工芸品を買っていくのもいいですね。お土産屋さんで取り扱っています。


大量につくるおもてなし料理!ハンギ

地中で長時間蒸して作るハンギ

地中で長時間蒸して作るハンギ

ニュージーランドの先住民族マオリに伝わる伝統料理ハンギ。地中に穴を掘り、焼け石を敷き、その上に鶏やラム肉とジャガイモやキャベツなど、丸ごと野菜が入った大きな籠を入れ、濡れた布を被せて数時間蒸し焼きにします。肉も芋も口に入れた瞬間にとろけるほど柔らかで、素材そのものの味が活きたあっさりとした味わいです。薄味で、塩で味を調節します。ニュージーランドにハンギ専門料理店はありませんが、ディナーショーや各エリアで開催されるお祭りなどで伝統料理ハンギを堪能できます。


マオリのディナーショー

ハンギ料理と迫力のパフォーマンスを同時に楽しめる

ハンギ料理と迫力のパフォーマンスを同時に楽しめる

迫力のある先住民族マオリの踊りが見られるディナーショーはぜひ体験したい人気のアトラクション。パフォーマンスを見るだけでなく、ダンスに挑戦したり、伝統料理ハンギを楽しむのは忘れられない思い出になるはず!

攻撃的なハカだけではなく、マオリの伝統的な歓迎の儀式、女性の心に響く優しい歌や、紐の両端に玉の付いたポイ(マオリ語でボールの意)をくるくると回し優雅に踊るポイダンスなど飽きることなく楽しめます。お客さんがステージにあがり実際に体験することも!

ディナーショーで人気なのは、ニュージーランド北島のロトルアや、南島のクライストチャーチクイーンズタウン。オプショナルツアーとして組み込んだり、それぞれの地域の観光案内所で申し込むことができます。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。