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恋の賞味期限は「運命の人」との間にはない

恋の賞味期限は3年……とよくいわれます。でも、「運命の人」との恋には賞味期限はなさそうです。実際、ずっとラブラブの「運命の人」との結婚をした人は、何歳になっても自分の気持ちを大切にし、子どもがいても楽しくデートしています。

執筆者:藤嶋 ひじり

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運命の恋には賞味期限はない

恋の賞味期限は「運命の人」との間にはない

運命の人とは、抱き合うと驚くほど心地いい

恋愛の賞味期限は3年……などといいますよね。でも、運命の人との間には、賞味期限がありません。仮に、もし別れたとしても、嫌いになったからではないはずです。どうしても二人で寄り添っていくことができない事情があったとしても、相手を嫌いになることはありません。そのぐらい深い思いを通じ合わせることができます。

深い愛情で結ばれたカップルの話を聞き、自身も出会えた経験から、筆者は「運命の人」を苦しい状況から救い出してくれる人や、守ってくれる王子様ではなく、次のように過去の記事で定義づけています。
 
  • 心も身体もピッタリ! 互いに深く愛し愛される関係
  • 互いに尊敬し影響し合い視野が広がり精神的に大きく成長できる関係
  • 驚くほどの共通点や共通の価値観を持っている

そんな運命の人への思いは、3年経っても簡単に覚めることがないように感じるのです。もちろん、ずっと気持ちに変化がないわけではありません。喧嘩をすることもありますし、「もう大嫌い!」と思うことだってあります。それでも、恋が始まったころと、変わりない新鮮さを持ち続けることができるのです。

よく「恋」が「愛」に変わるといいますよね。でも、運命の人が相手の場合は、思いが全く別のものに変わるというイメージではありません。男と女という関係ではなくなるのでもありません。「愛」でもあり、「恋」でもあるという感情です。

いつまでも「かっこいいなぁ」と思いますし、「好きだなぁ」と感じるのです。3年経っても、5年経っても、嫉妬を感じることもありますし、男として「この人しかいない」と感じます。では、賞味期限を感じない理由はどこにあるのでしょうか。

イケメンかどうかより自分の「好きな顔」

おでこをつけて見つめ合う

毎日見ても見飽きない。「あぁ好きな顔だなぁ」と思えるので、喧嘩してもトラブルがあっても、やっぱり好きでいられるのかもしれません

イケメンというのは、厳密には主観ではありません。世間の平均と比べて、整った顔という意味で、イケメンといういい方をしますよね。つまり「良し悪し」です。「運命の人」の場合は、イケメンか、そうではないかというよりも、「好きな顔」であることが多いはず。顔に限らず、見た目全般や雰囲気が好きである、という場合も多いようです。

「好き嫌い」は主観。主観って、急激に変化することはありませんよね。ゆえに、きっと長く価値を感じられるはずです。実際、筆者の運命の相手も、「好きな顔」です。多少体重が増減しても、好きな瞳であることには変わりません。
 

互いに影響しあう関係は、変化するので飽きることがない

「運命の人」の定義として、「互いに尊敬し影響し合い視野が広がり精神的に大きく成長できる関係」ということを挙げています。つまり、変化していくため、飽きてしまうということもないのだと思います。

成長してバージョンアップしていくので、その度に惚れ直す……ということを繰り返していくことになります。本質の部分で理解しつながりあっていれば、その人が変わっても、その変化を受け入れ、変化を喜び合えるはずです。もしも、片方だけが成長してしまったなら、ズレが出てくるでしょうし、互いに変わらないままでも、飽きる日がくるかもしれません。
 

相手の好きな理由をあげられないほど好き

老夫婦

何年経っても、「この人で間違いない」と思えるのが、本当の「運命の人」なのではないでしょうか

「私のどこが好き?」という会話がある関係は、おそらく「運命の人」ではない可能性が高いでしょう。運命の人のことは、「◯◯だから好き」と解説できるような「好き」ではありません。

「どうしてこんなに好きなんだろう」という、説明できない部分で惹かれ合うので、理由なんて本人にもわからないこともあります。よく、毎回そういう恋に落ちる人がいますが、そういう方はそれこそ恋愛体質なのかもしれませんので、例外としておきましょう。

運命の人は、学生時代からの腐れ縁のような場合もあるでしょうし、思ってもみなかった形で出会うこともあります。それこそ、年の差のあるカップルだったり、別れても別れてもどうしても忘れられない人だったりする場合もあるでしょう。理由なんてわからないほど「好き」なのですから、賞味期限などは最初からないのかもしれません。

また、「この人を信じていいんだろうか」「彼の思いはホンモノ?」などの疑いもありません。最終的には「彼が自分を好きかどうかなんてどちらでもいい」とさえ感じます。「自分が彼を好き」という簡単に揺らぐことのない感情。それを感じられるのが「運命の人」である、ともいえるのではないでしょうか。

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