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女子力の意味って? やってはいけない4つのこと

女子力の意味とはなんでしょうか? 可愛い持ち物やファッションのことだと思っている人が多いですが、実はコミュニケーション術と密接にかかわっています。やってはいけない4つのことから、女子力の本当の意味を考えてみましょう。

吉井 奈々

執筆者:吉井 奈々

恋愛ガイド

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女子力の本当の意味とは……これをやったら女子力なし!

女子力の本当の意味

女子力って何?

日々の行動の中で“女子力”を意識していますか?

大学で講師をしている際、学生たちに「あなたの女子力が高い部分は?」などと聞いてみると、
「いつも流行をチェックしているから女子力が高いって言われる!」
「女の子らしいふわふわした髪型にはこだわってる!」
「可愛いものが好きだから、持ち物は女子力高いよ!」

こんなふうに答える人が多いのです。

でも、男性から見ると、「それって女子力?」「自己満だよ」などと疑問視されることも……。そう、残念ですが、これだけでは「女子力が高いとは思われない」可能性があります。

そもそも、女子力の意味とはなんでしょうか? 上記のように可愛い持ち物やファッションのことだと思っている人が多いですが、実は「コミュニケーション術」と密接にかかわっています。

今回は、この小さな4つのポイントに気をつければ、今よりもっと愛される女子力が身につく方法をお伝えしていきますね。女子力の本当の意味は、最後にお伝えします。
 
<目次>
 

1.無意識に「脇」を開いていませんか?

料理のとりわけなどの際に、なんだかバタバタ見えるのは脇のせい??

料理のとりわけなどの際に、なんだかバタバタ見えるのは脇のせい??

料理を取り分ける時、飲みものを飲もうとする時、何か食べようとする時、水やお酒を注いであげる時……このようなさりげない仕草をするときに、「脇が開いている」女性をたくさん見かけます。

「股を広げてはダメ!」というのは小さいころからしつけられてきたと思いますが、実は脇も同じなんです。脇がだらしないと、すべての所作がガサツに見えて、女性らしさや上品さが損なわれてしまい、美しく見えません。せっかく可愛い服装をしていても、どこか残念な、だらしない女性に見えてしまうのです。

実際、ゴルフや野球などの素振りや、ドラムやピアノなどの演奏時も、脇を締めるという指導がされます。これは、腹筋や背筋などの体幹の大きな筋肉が持つ力を、緻密で繊細なプレイをする手先にうまく伝えて利用するためのもの。実際に「脇を締める」クセがつくことで、より丁寧な所作ができるようになり、器用さもアップするはずです。

無意識に開いている人が多いはずなので、ぜひ肘をキュッと引くようなイメージで意識することから始めてみましょう。
 

2.「片手で」物を持っていませんか?

イメージはお酌

イメージはお酌! 左手をそっと添えて。

物を渡すときに、片手で持って渡してしまってはいませんか? これをやってしまうと、「雑に扱っているな」と相手に思われる可能性が高いですよ。

逆に言うと、両手を使って渡すだけで、とても丁寧に扱われたように感じます。

グラスで飲み物を飲む時も、片手でぐいっと飲むよりも、両手を使って飲んだほうが可愛らしく見せることができます。また、両手で別々のものを持つのもやめてくださいね。面倒くさいと思うかもせれませんが、ひとつひとつのものを丁寧に物を扱う仕草を身に着けることができる方法なのです。
 

3.足を使って「ながら行動」していませんか?

ついつい「ながら」で、足癖が悪くなってしまうことも

ついつい「ながら」で、足癖が悪くなってしまうことも

ドアを締める時、物を移動させる時、無意識のうちに足を使ってしまってはいませんか? 意外と足を使っている人を多く見かけますが、女性は足を使わないほうが絶対にいいです。

「だって足を使ったほうが早く出来るじゃん!」「手がふさがっていたから……」など、効率的なことを考えるのではやめましょう。上品に見える・女子力が高いというのは、言い換えれば、ちょっとしたことにも手間を惜しまないこと。ひとつひとつのことを大切に、丁寧に扱うことが女性らしさにつながります。

脚だけでなく、話をしている時に、携帯を見ながら相手の話を聞くとか、テレビを見ながら返答するとか、何かのついでに行動をするのはやめましょう。
 

4.下品でネガティブな「言葉使い」をしていませんか?

言葉遣いや口の悪さは男性ウケだけでなく、人間としての評価に直結

言葉遣いや口の悪さは男性ウケだけでなく、人間としての評価に直結

相手を褒めるとき、「ウマいね」というのと「上手だね」と言うのでは相手が受け取るイメージが変わりますよね。当然、ネガティブな言葉を使う際はなおさら汚い言葉使いは悪印象につながってしまいます。

いくら見た目をかわいらしく演出していても、言葉使いが汚かったり、雑だったりすれば、「こう見えて、下品なんだ……」とすべて台無しになってしまいます。むしろ振れ幅の問題で悪印象になると言っても過言ではないのです。

下記のような代表的な悪印象な言葉は、どんな場面でも避けたほうがよいでしょう。
  • ~ねーよ、ちげーよ、~かよ!
  • あんた、てめえ、おめえ
  • やばい、やべえ、やっば
  • マジ~!、超~
  • うざい、うぜえ、うざっ、きもっ、きしょい
  • ウマい、うめえ
  • ~しろよ
 

女子力とは、「容姿ではない女性らしさ」です

ここまで読んでいただき、女子力とはどんなものだと思いましたか?
きっと最初は「見た目の女の子らしさ」のことだと思っていたのではないでしょうか?
でも、本当は美しさやファッションなどの「容姿」ではない部分の「女性らしさ」ではないでしょうか。

そして、もっと大切なことは、それをコミュニケーションを通じて、大切な人や周りの人に伝えることです。

「あなたと一緒にいると楽しいな」
「ご飯を食べるのが楽しい」
「家事をすると暮らしやすくなるから楽しい」


そういうポジティブな気持ちを、周囲に感情表現豊かに伝えられる人は、女子力が高いと思いませんか? そして、あなただって、そういう人と一緒にいたくなるはずです。

その場その場を丁寧に楽しむ。
そのワクワクや嬉しさを相手にしっかりと伝える。
だから、あなたにも周りにもいつも笑顔と明るさがあふれている。
そんな「女子力」なら、愛されるはずですよ。

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