ズボラの目安が知りたい!

驚き。

「ウッソ?! ヤバくね?!」

読者の方からいただいた、「ズボラ家事って、実際どれくらいズボラにしていても大丈夫なものなんですか~?」という、素朴かつ本質的なご質問。

なるほどズボラにも目安があると良いものか! と目から鱗を落としつつ「放置しがちな家事のデッドラインの目安」を記事としてご提示してみることにしました。

なにぶんズボラ家事提唱ガイド目線ですので、そもそもが「ゆるめ」です。それでも、ご自分のデッドライン設定が曖昧或いはやや不安な方はぜひ、参考にしてみて下さい。

今回は「エアコンのフィルター」をテーマに、ズボラ家事のデッドラインを解説しましょう。


見たこともないエアコンのフィルター
→ホコリだけではなく“カビ”が生えていたら超アウト!

エアコン

フィルターの外し方、知っていますか?

「エアコンのフィルター……いつ掃除したかな?」

実は、買ってから一度も見たことがない、という人、あんまり珍しくありません。

でも本当は2週に一度程度の頻度で「掃除機でホコリを取る」のが正解の、このエリア。ちょっと放置するだけでもホコリのみならずカビまでもが生えがちなのですが、このようなエアコンの吹き出し口やフィルターに付いた“カビ”を見て「これはカビである」と正確に認識できる方は案外少ないのです。

なら、どう思うのでしょう? 今回のケースで見るような「超アウトな状態になっているフィルター」と相対したエアコンの持ち主はたいていこうおっしゃいます。

「すごい、汚れてますね!」

ガイドが「これは汚れっていうか、カビですね」と申し上げると、「えっ、ただの汚れじゃないんですか?」とさらに驚きます。

クレヨン

床や壁には描いちゃダメよ

余談ですが、お子さんが黒いクレヨンで壁に落書きしたものを「カビキラー」(次亜塩素酸ナトリウム)で落とそうとした人もいます。理由は「黒いからカビと同じだと思った」。

 

自動清掃のついているエアコンでも掃除は必要

「(黒い)汚れ」と「カビ」との混乱に加えて、近年のエアコンは“自動清掃”という機能がついていることが多いゆえに、「自動清掃のついているエアコンはいっさい掃除をする必要がない!!」と思い込んでいる、あるいは「当面(数年?)触らなくていい」という誤認がよくあります。

その結果、自動清掃のダストボックスからホコリがモリモリ溢れてきたという悪夢のような事案に発展することも……。当然そこまでいってしまうと、内部はだいたいカビまみれです。

また、実際は自動清掃機能がないにもかかわらず「たぶん自動清掃だったような気がする」と思い込んで放置しているケースも増えています。

たとえ自動清掃機能のついているエアコンでも適切なお手入れは必要ですので、新しいエアコンを購入したら取扱説明書を読んでおきましょうね。
お宅のエアコンは大丈夫でしょうか……?

お宅のエアコンは大丈夫でしょうか……?


エアコンの仕組みをちゃんと理解しよう

そもそもが、エアコンというのは部屋の空気を内気循環させながら冷やしているものなのですが、どうしてか「外の空気と入れ替わっている」と考えている人も少なくありません。

内気循環でエアコンをかけたクルマの中で誰かが強烈なオナラをすると、他の同乗者は大変難儀な思いをしますが、住まいのエアコンにおいてもそのメカニズムは同じです。

カビの生えた吸気フィルターを通した部屋の中の空気(内気)が、カビで汚れたエアコン内部を経て送風口から再び部屋の中に吹き出され、再びカビの生えたフィルターを通り吸気され、カビの生えた内部で冷やされてて吹き出される……という、カビ胞子を増殖させたいかのような無限循環の恐ろしさは、想像するにあまりあります。

つまるところ「フィルターってどれ? っていうか何?」という感じの方(エアコン購入後、2年以上経過)は、もう腹をくくってエアコン内部ごとクリーニング(外注)することをおすすめします。おそらく内部はカビとホコリその他で“真っ黒”というよりも“ドロドロ”になっているはず。またそのためにすでに健康被害が出ている可能性も高いのです。


※エアコンの吸気フィルターのさらに前に取り付けられるフィルターです。

 ※クレヨン汚れは落ちません。カビ落としに。

※クレヨン汚れを落とすならクレンジングオイルの方が確かです。そんなに肌にいいモノではなくても良いです。
たかがエアコンのカビと侮るなかれ。この部分のズボラは家族や自分の健康に結構シビアな影響を及ぼしてしまうということを、ぜひ念頭に置いておいて下さいね。