毎月の保険料は、いくらくらいが適切なのでしょうか

毎月の保険料は、いくらくらいが適切なのでしょうか

保障とは本来、何のためのものでしょうか。「●●に備えたい」という目的があって選ぶものですよね。ですから、最初に保険料の安さを重視して選んでしまうと、後でより安いものを知って目移りしてしまうという声もよく聞きます。

とはいえ、保険料を長期的に負担し続けられるかどうかは、保険選びにおいて重要なポイントです。今回は、ある相談者の質問をもとに、毎月の保険料負担の目安について整理してみました。

【ご相談者 女性 Kさん】
  • 28歳女性、会計事務所勤務
  • 最近1人暮らしを始め、健康管理も意識し始めた
  • 今まで保険に加入していなかったが、親に心配をかけたくないと思い、医療保険やがん保険に入ったほうがいいと思うようになった

1人暮らしの家計から見た、適切な保険料支出の割合って?

Kさん:先日、親元から離れて1人暮らしを始めました。自分の稼いだお金がどんどんなくなることに気づき、ちょっと青くなっています。幸い、お給料は安定しているのですが、どのような支出の仕方がちょうどいいのでしょうか?

ガイド:1人暮らしをされたことで、たくさんの気づきがあると思います。まず、ざっくりと毎月の手取り収入を100%として、生活していくのに大切なお金の配分目安を見てみましょう。

Kさん:それは、ぜひ知りたいです。会計事務所に勤務していて 数字は嫌ではないのですが、どのくらいが妥当なのか相場観が全くわからないんです。

ガイド:なるほど。お仕事で扱うお金と家計とは、種類も違いますものね。これからお話しするのは、今まで私が相談を受けてきた20代、30代、40代の方たちの目安となる支出バランスです。人生で目指している姿や生活環境は人それぞれなので、この割合がいいということではなく、まあまあ平均的な目安と捉えてくださいね。

Kさん:わかりました。

グラフ1:1人暮らし(会社員)の家計支出目安undefined※クリックすると拡大します

グラフ1:1人暮らし(会社員)の家計支出目安 ※クリックすると拡大します

ガイド:では、Kさんに近いグループとして「1人暮らしの会社員」の支出割合を見てみましょう(グラフ1参照)。

親と同居していた頃に比べて、1人暮らしの支出で一番大きいのは、家賃など住まいのお金ですよね。立地の利便性で家賃を抑えつつ車やバイクを持つ方もいるので、ここでは「住まい&車」の支出にして、固定費の筆頭にあげています。

(注):「住まい&自動車」支出の中に火災保険・自動車保険の保険料を含みます。

Kさん:毎月固定的に支出する固定費から整理していくのって、わかりやすいですね。やっぱり家賃などで3割以上はかかってきますよね。1人暮らしもなかなかしんどいです。

ガイド:ほかに毎月、引き落とされる固定的な支出として、保険料、水道光熱費、通信費などが挙げられます。光熱費や通信費などは多少月によって変動がありますが、保険料は、毎月決まった金額が口座から引き落とされるので固定的支出の代表格です。

Kさん:生命保険は特に入っていなかったのですが、1人暮らしを始めて、健康に気をつけるようになりました。親にもう心配はかけないように、医療保険やがん保険は入ったほうがいいかなと思うようになりました。

ガイド:
ひとり立ちし、親に心配をかけないようにするという意味でも、医療保険やがん保険はこれから重要な役割になってくると思いますよ。1人暮らしの場合、ざっくりと手取り収入の5%くらいなら、他の支出にも支障がないのではないでしょうか?

Kさん:なるほど、手取りの5%くらいですね。確かに私の収入でもいけそうです。でも、今の生活がずっと続くかわかりません。保険料が固定的な支出になるぶん、この先の変化でも大丈夫か気になります。

ガイド:では、ライフスタイルが変わった場合の家計支出の割合もお見せしましょうか?

Kさん:他のライフスタイルの例ですか? なんだか他人のうちの中を探るようですが、すっごく知りたいです。

他のライフスタイルにおける家計支出割合の目安は、次ページへ