愛する男性から“固い結婚の意思”を込められて贈られるエンゲージリング。薬指を眺めるたびに心浮き立つような、幸せな婚約期間ではありますが、「ダイヤモンド小さくない?」「輝きが足りない?」と不満・不安を抱えているという声も聞かれます。生涯をともにし、かけがえのない思い出の品になるエンゲージリング選びは後悔したくないですよね。

そもそもダイヤモンドの価値は大きさだけで決まるわけではありません。今回は婚約指輪に相応しいダイヤモンドの選び方をご紹介しましょう。

ダイヤモンドの品質を評価する基準は?

ダイヤモンドの品質はG.I.A.(米国宝石学会)の品質評価国際基準に基づいた「4C」と呼ばれる基準で評価されます。重さの単位である「Carat(カラット)」、色の基準である「Color(カラー)」、透明度の基準である「Clarity(クラリティ)」、輝きを決める「Cut(カット)」の4つの評価基準で価値が決まり、鑑定書に記されます。
ダイヤモンドのCutの基準

ダイヤモンドのCutの基準


カラーとクラリティについては専門家でも鑑定が難しいものです。ブライダルとしてダイヤモンドを選ぶときには見た目でも判別しやすいカットとカラットに重点を置くことをお勧めします。
ダイヤモンドのClarityの基準

ダイヤモンドのClarityの基準

ダイヤモンドのColerの基準

ダイヤモンドのColerの基準


婚約指輪に相応しいダイヤモンドの大きさって?

プロポーズ

ダイヤモンドとの出会いが大事

ブライダルに好まれるダイヤモンドのクオリティは、日本の場合、「0.2~0.3ct以上、Fカラー以上、VS2以上、カットはエクセレント」といわれます。また、2015年のゼクシィ結婚トレンド調査によると婚約指輪の平均購入価格は34万円。

とはいえ婚約指輪として選ぶときは一概に鑑定結果だけで判断できるものではなく、1粒1粒のダイヤモンドとの出会いで購入者が判断することになります。

以前、「ダイヤモンドの品質を表す『4C』とは?」の記事でもご紹介しましたが、内包物や傷もお二人にとっては特別な個性となるはずです。カラー、クラリティはランクを下げても大粒のダイヤモンドが似合うデザインもあるし、白くて華奢な手には小さくても白色透明で煌めくダイヤモンドがベストチョイスとなるケースもあります。

大切なことは、お二人の予算内で叶えられるサイズ(カラット)であり、石の持つ魅力を最大限に美しく引き出す加工(カット)が施されたダイヤモンドを選ぶ、ということに尽きると思います。

次のページは、ダイヤモンドの輝きを引き出す「カット」の技術について。