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イシマキガイ
 

イシマキガイ

学 名:Clithon retropictus
通称名:石巻貝
英 名
分 布:日本:本州中部以南~琉球列島、中国南部
サイズ:3.0cm
Temp :10-28℃
pH  :中性~弱アルカリ性


日本の河口の汽水域に生息する巻貝の一種。ガラス面などの基質に付着した藻類を、削りとるように食べることから、コケ取り目的で飼育されることが多い。

また、本来塩分が含まれる河口域に生息するため、pHの低下には弱い。塩分はなくてもストックできるが、pH値は中性を大きく下回らないようにした方がよいだろう。すぐに死んでしまうものでもないが、以外と長期間飼育するのは難しい。貝の仲間は、その殻を維持成長させるのにカルシウムを必要とする。pH値が低く、低硬度の水質では、成長不全をおこしてしまうのだろう。

成長に伴ない、殻頂(殻の頂上)が侵食されるが、健康状態に問題はない。

飼育をしていると、ガラス面などに1.5mmほどの楕円形の白い卵のようなものを産みつけることがある。これは卵嚢(らんのう)と呼ばれるもので、中に100個程度の卵が入っている。これらの卵は、孵化後いったん海まで流されて、そこでプランクトン生活を送る。ある程度成長した後、着床して幼貝となる。

その様な繁殖形態から、水槽内での増殖は困難。よって水槽内で増えすぎて困る、やっかいものの巻貝と違い、安心して水槽にいれられる。しかし、増えはしないが、頻繁に産みつけられるその卵嚢がやっかいとも言える。気になったら、スクレーパーでこそぎ落とすと良いだろう。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。