「エタニティリング」と呼ばれるリングをご存知ですか? ぐるりとリングの全周を宝石で囲まれた指輪のデザインで、なかでもダイヤモンドのエタニティリングはブライダルジュエリーとしてもすっかり定番に。今回はその人気の秘密とブライダルに相応しいエタニティリングの選び方をお教えします。

エタニティリングの歴史と意味

永遠の愛を誓う結婚式での指輪交換

永遠の愛を誓う結婚式での指輪交換

婚約指輪を贈る風習は、古代ローマ時代には行われていたという記録があり、現在のようにダイヤモンドのリングが婚礼に使われた最古の例は15世紀後半からだそう。1700年代の中ごろには指輪=愛の象徴として広まり、そこで、貴重な宝石が指輪から抜け落ちないように重ねてはめる「キーパーリング」が誕生しました。これがエタニティリングの前身と言われています。

“変わらぬ愛”を示すダイヤモンドを切れ目なくめぐらせたエタニティリングは「永遠の愛の象徴」とされ、結婚記念日の贈り物として人気でした。最近ではファッション性に優れていることが多くの女性に好まれ、ロマンティックな意味と合わせて、婚約指輪にも結婚指輪にも選ばれるようになったというわけです。

エタニティリングのデザイン(留め方)の特徴

エタニティリングにはダイヤモンドの留め方によって大きく分けて4つのデザインがあります。留め方の特徴を理解すると、自分の好みやライフスタイルにあった使い方が分り、指輪選びも楽しくなります。

(1)共有爪留め
ひとつの爪が両サイドのダイヤモンドを止めている共有爪留めは、爪を最小限にとどめているため地金の印象が抑えられ、宝石の存在感がより一層際立つのが特徴です。繊細ながらゴージャスな顔をした誰もがエタニティといえば思いつくデザイン。
ダイヤの輝きを最大限に生かす共有爪留め。Carrelet(カルレ)(画像:GINZA DIAMOND SHIRAISHI)

ダイヤの輝きを最大限に生かす共有爪留め。Carrelet(カルレ)(画像:GINZA DIAMOND SHIRAISHI)


(2)4爪留め
4つの爪で1つの石をしっかり留めるので、石落ちのリスクが少なく共有留めより強度が望めるのが特徴。また爪を小さく、目立たなく作成することが出来るので、ダイヤモンドの輝きを存分に楽しめる。
ダイヤの輝きを最大限に生かす4爪留め。 Lei Dewundefined1,2(レイデュー)(画像:GINZA DIAMOND SHIRAISHI)

ダイヤの輝きを最大限に生かす4爪留め。 Lei Dew 1,2(レイデュー)(画像:GINZA DIAMOND SHIRAISHI)


(3)レール留め
爪ではなく両サイドの地金でダイヤモンドをしっかり留めているので強度は強め。ストレートなラインを描く地金とのマッチングが楽しめるすっきり大人っぽいデザイン。
個性的なバケットカットのダイヤをレール留めで。BEAU LAC 7(ビューレック)(画像:エクセルコダイヤモンド)

個性的なバケットカットのダイヤをレール留めで。BEAU LAC 7(ビューレック)(画像:エクセルコダイヤモンド)


(4)彫留め
ダイヤモンドが地金に埋まっているので強度があり、引っ掛かりが少ないのが特徴なのでより日常使いに向いています。
細身でシンプルなデザインを生かす彫り留め。Or Eternity08(オーアールエタニティ)(画像:GINZA DIAMOND SHIRAISHI)

細身でシンプルなデザインを生かす彫り留め。Or Eternity08(オーアールエタニティ)(画像:GINZA DIAMOND SHIRAISHI)


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