比較

保険料と補償内容をそれぞれ比べてみると違いが見えてくる

自動車保険を取り扱う損害保険会社サイトの多くは、無料で自動車保険料の見積もりがとれるシミュレーターがあります。それを使って、保険料試算をされる方は多いのではないでしょうか。ガイドのもとに家計見直し相談に来られた山口さん(仮名)もその1人でした。

「他社だったら、いくらくらいで入れるのかな?」と、興味本位で試算したところ、数万円の違いがあったそうです。満期になるのは随分先なので、保険期間の途中で乗り換えできないかと考えています。

山口さん:「半年前に更新して1年分の保険料を払いましたが、他社で今より2万円以上安くなる自動車保険を見つけました。解約して、乗り換えようと思っています。できますよね?」

ガイド:「はい、他社の自動車保険に乗り換えることはできます。しかし、満期を待たずに乗り換えるのはいくつか問題があります」

山口さん:「どういうことですか? 詳しく聞かせてください」

自動車保険 満期前の乗り換え手順

他社への乗り換えは、満期や更新のタイミングで乗り換えるならば、通常加入中の保険会社から「更新の案内」が届いてから行います。この場合、満期日までに乗り換え先の保険会社で加入手続きをとればよく、加入中の保険会社での手続きはいりません。

しかし、満期前に乗り換えるとなると、乗り換え先と加入先の両方で手続きする必要があるのです。

<満期前乗り換えの手順>
  1. 乗り換え先の保険会社に満期を待たずに乗り換える旨を伝え、手続きにかかる期間を確認する
  2. 加入中の保険会社に解約の意思を伝え、手続きにかかる日数、解約日が指定できないか確認する
  3. 加入中の保険会社から解約に必要な書類が送られてくる
  4. 解約に必要な書類を、加入中の保険会社に返送する
  5. 解約日と始期日(補償がスタートする日)を合わせるように、乗り換え先の保険会社に申し込み手続きをする
  6. 乗り換え先の保険会社に保険料を支払う

自動車保険 満期前の乗り換え注意点~解約日と始期日

家族でドライブ

安心・安全を守るために、保険の適用期間をしっかり確認しよう

ここで問題になるのは、解約日と始期日を合わせなければいけないことです。解約日と始期日が8日以上空いてしまったり、解約日が始期日よりも後になってしまったりすると、今までの等級が引き継げなくなります。

また、解約日と始期日が7日以内であったとしても、その間は無保険状態になり、万一事故を起こしたとしても補償されません。それを避けるために調整をしなければいけないのです。

解約までにかかる期間と乗り換え先の補償が開始するまでの期間は、保険会社によって異なります。保険期間の途中に乗り換える場合は必ず確認すること! それができない場合は、満期まで待って乗り換えるのが賢明でしょう。

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