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お金持ち流!100円ショップを使い倒すテクニック

つい余計なものまで買ってしまいやすい100円ショップ。しかし、使い方を工夫すれば、より経済的に有利な選択ができるようになります。お金持ち流の100円ショップ活用法をお教えします。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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お金持ちは100円均一ショップをどう考える?どう使う?

つい余計なものまで買ってしまいやすい100円ショップ。しかし、使い方を工夫すれば、より経済的に有利な選択ができるようになります。私は、100円ショップの優位性は2つあると考えています。

1つは、もちろん安く買える点。家庭の消耗品や雑貨などは、他の店で買うよりも圧倒的に安いものがたくさんあることは、皆さんもご存じのとおりです。同じ用途の商品が安く買えるということは、より少ない出費で期待値と同等の効用を得られるわけですから、これは投資と同じ意味を持ちます。
 
買い物のときも投資効果にこだわろう

買い物のときも投資効果にこだわろう


ただし、台所洗剤やボールペンなど日常の使い勝手に直結するものは、有名メーカーの商品を買ったほうがよい場合もあります(ボールペンは書き味が良くない、洗剤は落ちが良くない、など)。そういう意味における注意点としては、「何を100円ショップの商品で充分とし、何を品質や機能重視で選ぶべきか」を考え、自分なりの判断軸を持っておく必要があります。軸があれば、「安かろう悪かろう」にはなりにくいからです。

もう1つの効能は、100円ショップで得られる相場観が、モノの値段が高いか安いかを推し量る貴重なモノサシになる、ということです。大型の100円ショップに行くと、身の回りに必要な小物・消耗品類のほとんどがラインナップされています。

そこで、100円ショップ以外の店(総合スーパーやドラッグストアなど)で何か消耗品類を買うとき、「100円ショップの商品と比べて高いのか安いのか」を考えてから財布を開くようにすると、より賢い買い物ができるでしょう。
 

価格の比較軸を持つ

一例として私の体験談をご紹介します。たとえば、私は本を大量に購入するため、読み終わって不要になった本を、アマゾンマーケットプレイスなどネットの中古書店で販売しています。そのため、送付用の封筒が必要ですが、最初は100円ショップで12枚入りのものを買っていました。化粧品などを売るわけではないので、100円ショップの茶封筒で十分だからです。

以前は、数が少なかったのでこれでもよかったのですが、販売量が増えると、12枚入りでは間に合わなくなったため、ネットの文具店を検索してみました。すると、アスクルで100枚単位で買うと、1枚あたりの単価が100円ショップより安くなることに気づきました。まとめ買いをすると保管スペースを取りますが、こちらのほうが安いし、100枚くらいはすぐになくなるからと判断し、アスクルに切り替えたのです。

またある日、スーパーマーケットに行ったとき、調味料入れが必要だったことを思い出しました。そのスーパーでは250円。100円ショップに行くと、ほぼ同じ大きさ・形状のものを売っていたので、100円ショップで買いました。

今は100円ショップだけでなく、比較対象にイオンの「トップバリュ」が加わっています。たとえば45リットルのゴミ袋。私が調べたところ、ネットショップでは1枚6.4円ですが、100円ショップでは1枚5.4円。しかしトップバリュのゴミ袋はさらに安く、1枚4.95円でした。

今は、スマホがあれば店頭でも価格を検索・比較できるため、緊急で必要だとか、近くに該当商品を売っている店がない場合を除き、私は常に比較するようにしています。100円ショップに行っても、商品をすぐにレジに持っていくのではなく、とりあえず買い物カゴに入れた状態で、店内を歩きながらスマホで検索。もっと安いところがあれば、カゴの中の商品は棚に戻して、というような行動パターンです。

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