写真撮影/旅を撮る

【旅写真紀行】たった300円で乗れる新幹線旅行

新幹線にたった300円で乗れると聞いたら、驚きますよね。旅写真紀行としてこの新幹線の小旅行を撮影してきました。どの新幹線の車両に乗って、どの区間を走るのでしょうか? この新幹線の乗り方ガイドとしてもどうぞ。

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

新幹線に乗るといえばちょっとした旅行や出張のときが一般的には多いと思いますが、なんと、わずか300円の料金で新幹線車両に乗れる区間があります。旅の写真紀行としてこの新幹線の小旅行を撮影してみました。写真で小旅行を再現します。

300円で乗れるのは、博多から博多南の区間

新幹線

「博多南線」の切符。乗車券と特急券で300円なり。


新幹線に乗るというだけで少しテンションが上がってしまいそうですが、それがわずか300円で乗車できると聞けばさらに気持ちが高ぶってしまいます。この300円区間のことを知ったのは、NHKの「ブラタモリ」という番組でこの区間のことを紹介されていたを見たのがきっかけでした。

この300円で新幹線に乗車できるのは、福岡県の博多から博多南の区間です。調べてみると、もともとは博多駅から新幹線の車両基地へ回送する区間だったところを沿線住民からの要望により旅客線化した区間ということです。

この区間は「博多南線」と呼ばれ、新幹線区間ではなく在来線の扱いになっています。

気になる料金は、乗車券が200円、これに特定特急料金の100円が加わり合計300円。たったひと駅ですが、300円で新幹線に乗車できると聞けば一度は乗ってみたくなります。

博多南線は全席自由席

新幹線

「博多南線」を示すホームの案内板。新幹線ホームにあっても在来線扱い。


切符を購入して新幹線のホームに行くと、「博多南」の表示が出ています。在来線扱いですが、新幹線のホームから新幹線に乗車できれるのでちょっとした旅に出る気分になります。

新幹線

ホームに待っていたのはJR500系新幹線。山陽新幹線こだまで使われる車両。


どんな車両に乗れるのかと思っていたら、ホームで待ち構えていたのは500系の新幹線。山陽新幹線ではこだまとして走っている車両です。電車にあまり詳しくないガイドもこの流線型の新幹線を目の当たりにするとグッと気持ちが高まります。

新幹線

博多南線は全席自由席。グリーン席にももちろん乗車可能。


この博多南線は全席自由席とのこと。つまり普通車に乗ってもグリーン車に乗ってもいいということです。ならば当然乗ってみたくなるのは、グリーン車。広々とした座席を確保しました。

さぁいよいよ博多南駅までの短い新幹線が出発です。次のページでご覧ください。

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