鶯谷駅があるのは根岸一丁目

以前より、台東区根岸界隈を記事にしなくてはと思っていた。実はこの界隈、山手線散歩や谷中の散歩などで根岸を通ることは多いのだが、なかなかここだけに焦点を当てることをしていなかった。
住居表示は「根岸1丁目4」とあった

JR山手線鶯谷駅北口

山手線のお隣の駅、日暮里駅では散歩者のグループをよく見かけるけれど、こちら鶯谷駅では、山手線の他の駅にはない変わった雰囲気だ。理由のひとつは、駅から広がるラブホテル街だろう。しかし、そこを抜けると住宅街などがあって、正岡子規の句などが掲示されている。
街そのものが博物館のようだ

町のいたるところに正岡子規の句がある根岸界隈

いわば、町全体が博物館のようになっているといってもいいかもしれない。ちょっとした解説文などもあるので、この界隈を歩きながら、子規の時代に思いをはせることもできる。
ひっそりとたたずんでいる

子規庵 台東区根岸2-5-11

かつて正岡子規が住んでいた家だ。家屋は繊細で焼失したが、その後、ほぼ元の形に再建されている。入庵料は500円。中は撮影禁止となっている。

これまで来ようと思いながらなかなか時間が取れなかったがきょうは中を見てみることにする。本当に家がそのまま再現されていて、子規の文机などもあった。なにより素敵なのは、ガラス窓の向こうには、病臥していた子規が眺めたであろう庭の草花を見ることができる。

【関連サイト】
子規庵 トップページ

子規庵で時間を過ごし、お昼を過ぎてしまった。さて、どこかでランチをいただこう。


弥生亭さんで味噌らーめん、チャーハンをいただく


どこかでご飯を食べようと、まったくノーアイディアで歩きはじめる。そういえば、さっきチラッと町中華のノレンが見えたな。ちょっと行ってみよう。弥生亭というの看板が見えた。
昭和のたたずまいの町中華

弥生亭 台東区根岸2-18-24

屋号の横には「味噌らーめん、つけめん」とある。味噌ラーメン推しなのかな。そう思いながらノレンをくぐる。カウンターだけのお店だ。味噌らーめんを注文した。
壁にメニューには一番人気とあった

味噌らーめん 680円

味噌らーめんは普通においしいのだけれど、ふとほかの客を見ると、だれも麺を食べている人はいないという事実。先客は男性1人客がチャーハン、カップルが焼きそば、チャーハン、餃子を食べている。あとから入ってきた男性客もチャーハンを注文している。ここはチャーハンが当たりなのか。というわけで、後日、チャーハンを食べてみた。

実はかなり時間がたってしまった。前回は夏の終わりだったが、今回は秋のおわりごろ、再び弥生亭。先客は男性1名。お昼は麺類を注文すると半チャーハンが150円でいただけるようで、味噌ラーメン+半チャーハンを食べている。
なかなかおいしいチャーハンだった

チャーハン 650円

「チャーハン」を注文。こちらのお店、厨房がよく見えるのだが、チャーハンの担当は年かさの男性のようだ。具材とご飯をお皿に入れて、そのまま中華鍋へ。さほど炒めていない。数回鍋を振って出来上がり。若いほう(といっても、おっさんだが)の男性に渡され、紅ショウガをトッピングして提供される。あとからきた客も全員がチャーハンかラーメン+半チャーハンだ。

食べてなっとく。なるほど、こちらのチャーハンは炒め過ぎてはいない。とはいえ、ちゃんと熱々。ネギのシャキッとした感じが残っていて、しっとりした具材のチャーシューがよく合うね。

お腹がいっぱいになったところで、再び根岸界隈を歩いてみよう。たしか、三平堂があったはずだ。いったん駅方向まで戻るとこんな地図があった。

その他の施設もわかりやすい

書道博物館への地図

書道博物館は子規庵の斜め前にあった。その先に三平堂があるのか。というわけで、行ってみよう。

土曜日、水曜日、日曜日が開堂日だそうだ

ねぎし三平堂 台東区根岸2-10-12

やっとたどりついた「ねぎし三平堂」だけれど、やっていなかった。あらためて、ネットで調べてみると、土曜日、水曜日、日曜日に開堂しているのだそうだ。僕はこれまで3回きて、すべて閉まっていた。まあ、こんなこともあるよね。ちなみにこちらの「ねぎし三平堂」は、昭和の爆笑王、先代の林家三平に関するものが展示してあるのだそうだ。

【関連サイト】
ねぎし三平堂オフィシャルサイト


さて、もう少しぶらぶらしてお団子でも食べようかしらん。




羽二重団子でお茶とお団子をいただく


根岸から日暮里駅方向へ歩く、羽二重団子という看板が見えてくる。
江戸時代から続く老舗だ

羽二重団子 本店 荒川区東日暮里5-54-3

看板には「芋坂 羽二重団子」とある。そして、「文政2年創業」とあった。西暦でいえば1819年だ。江戸時代である。公式のホームページ「根ぎし 芋坂 羽二重団子」とあって、ここが根岸であることを主張している。実際の住居表示は荒川区東日暮里だ。
貴重のものも多くある

店頭には古い写真や道具が飾られ、まるで博物館のようだ

うかがった日は中国人の団体客で店は満席。これはいい機会だからじっくり展示物を見よう。こちらには歴史的なものが多く展示してあるのだ。見ていると、お店の方から、庭の席なら空いているとのこと。いいですよ、と案内されたのがこちら。

この場所は喫煙が可能のようだ

庭を見ながらお団子をいただく

何度かこのお店にきているけど、こんな席があるのをはじめて知った。
お茶がついてくるのがいいね

あんと焼きが1本ずつのセット 540円

ほかのセットには「正岡子規 漫録セット」というのがあった。これはあんが3本に焼きが1本というセット。正岡子規が実際に食べたものなのだそうだ。
散歩の途中にはちょうどいいかんじ

やってきました、おだんご!

ちょっと引いた絵も見ていただこう。こんなかんじのところでいただくのだ。
なんだか落ち着いた雰囲気!

お庭を眺めながら、お団子をいただく

満ち足りた。さて、日暮里方面までもう少し歩いてみよう。

【関連サイト】
羽二重団子

今回のルートはこちら


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