グッチのシャツが売れなかった。その理由は?(写真はイメージです)

グッチのシャツが売れなかった。その理由は?(写真はイメージです)

以前、知人から頼まれてグッチの洋服(ノースリーブのシャツ)を出品したことがあります。あの有名なグッチだから、すぐに売れるだろうと思っていたのですが、ふたを開けてみると全く入札がなく、結局落札されずに終わりました。これには私も驚いたのですが、なぜグッチの洋服が売れなかったのか考えてみました。


グッチのバッグが圧倒的に人気

グッチの場合、その知名度を上げているのはやはりバッグだと思います。もちろん、グッチの洋服が好きな人もたくさんいますが、より広い範囲で見てみると、グッチといえばバッグのイメージが強いのではないでしょうか。この認識がネットオークションやネットフリマでも浸透しているので、ここでグッチの商品を買おうとしている人のお目当てはバッグに集中してしまうのだと考えられます。

特にカテゴリ検索をしている人が多くなると、洋服のカテゴリには進まずにバッグの方に行ってしまうのでしょう。キーワード検索をするにしても、「グッチ バッグ」と入力していたら洋服はヒットしません。つまり、「オークションやネットフリマのユーザーが探しているグッチの商品の多くはバッグである」ということを踏まえると、洋服への入札が少ないことがわかってくるわけです。


ブランド品だからといってスタート価格を高く設定してしまう

出品側としては、グッチという有名ブランドだから、スタート価格を高めにつけてしまうこともあります。ユーザーのニーズが思ったよりも少ない上に価格が高いとなれば、入札が期待できるわけがありません。そういった出品者と他のユーザーとの感覚の違いが、入札なしという結果を招いてしまうのです。

とはいえ、安い価格や1円スタートなどをすると、本当にその価格で落札される可能性があるので、ある程度の値段設定は重要になってきます。しかも、中途半端に安いと偽物だと思われることもあります。その点、1円スタートは他の高級ブランドの商品でもよく使われるので、偽物と思われる心配はさほどありません。ただし、1円スタートができるのは入札件数や価格の上昇が期待できる商品のみです。バッグや財布などがそれにあたりますが、衣類の場合にはやめた方がいいと私は思います。