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風情あふれる「京都の夜」を楽しむ方法【2017年版】(2ページ目)

観光地によっては、夜はシャッターが閉まってしまい真っ暗!という場所もありますが、京都は違います。夜にしか見れない、体験できない、味わえないものもいっぱいあるので、日暮れとともにホテルに引きこもってしまってはもったいないですよ。今回の記事では、ライトアップ、町家バー、舟めぐりなど、京都の夜観光の楽しみ方を伝授します。【2017年最新情報】

森川 天喜

執筆者:森川 天喜

国内旅行ガイド

京都に来たなら、舞妓さんの「をどり」を見てみたい

京都に来たら、舞妓さんや芸妓さんの「をどり(京舞)」を見てみたいけど、どうすれば見れるのか分からないという人は多いと思います。

手軽に「をどり」を見れるのが、祇園の一角にある『ギオンコーナー』という施設。毎日、夕方の18:00~と19:00~の2回、日本の伝統芸能を紹介する約1時間の公演が行われ、京舞のほか、華道・茶道・琴・雅楽・狂言・文楽の7つの演目をコンパクトに楽しむことができます。

祇園小唄千鳥(写真提供:公益財団法人 京都伝統伎芸振興財団)

祇園小唄千鳥(写真提供:公益財団法人 京都伝統伎芸振興財団)


もっと本格的に「をどり」を見たいという人は、京都五花街(祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東)で春と秋に行われる「をどり」の公演を見に行きましょう。

祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町の公演は春と秋に行われ、祇園東は秋のみ行われます。席は、事前予約が可能です(問い合わせ先:各歌舞練場)。

<DATA>
■ギオンコーナー
住所:京都市東山区祇園町南側570-2 弥栄会館内
電話:075-561-1119
公演日時:毎日、18:00~と19:00~の2回(但し、12月から3月第2週目までは金・土・日・祝のみ)
アクセス: 京阪本線「祇園四条」駅から徒歩5分
地図:ギオンコーナーホームページ

■をどりの公演
公演の日程は、各花街によって異なりますので、下記のページを参考の上、歌舞練場にお問い合わせください。
京都観光・京都タウン情報なら ざ・京都

桜・新緑を舟の上から堪能

こちらは春限定ですが、桜の名所、岡崎公園のライトアップされた夜桜を「十石舟」と呼ばれる遊覧船の上から眺めるプランもおすすめ。

乗船場から出航する十石舟

乗船場から出航する十石舟


地下鉄東西線の「蹴上(けあげ)」駅から仁王門通を北へ200mほどの場所にある「南禅寺舟溜り乗船場」から乗船。乗船場を出航した十石舟は、夷川ダムまでの往復約3kmのコースをおよそ25分かけて周遊します。

途中、橋桁(はしげた)の高さが低く、そのままでは舟が橋の下をくぐれない場所では、舟の屋根が自動的に低くなる仕組みなども面白いですね。

「十石舟」から眺めるライトアップされた夜桜

「十石舟」から眺めるライトアップされた夜桜


舟は、3月下旬から5月のゴールデンウィークの頃まで運行されているので、桜・新緑を楽しむことができます。ただし、夜間運航は桜の時期のみになります。

<DATA>
■岡崎さくら・わかば回廊ライトアップ&十石舟めぐり
実施期間: 2017年3月25日~5月7日。桜ライトアップと十石舟夜間運航は4月9日まで
TEL:075-321-7696(京都府旅行業協同組合)
アクセス: 乗船場へは地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩7分
予約方法: WEB予約(クレジットカード決済)。当日券は、乗船当日の朝から乗船場で販売
地図:十石舟めぐり・乗船場のご案内
WEB予約:京都府旅行業協同組合ホームページ
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