あなたの一人暮らしに、ソファはいる? いらない?

一人暮らしのあこがれ家具・ソファ。でも、買いに行く前に、部屋の広さやライフスタイルなど、もう一度しっかり見直してみて
一人暮らしにソファ。憧れがある人が多いです。でも、憧れだけで買っても無駄になることがあるのもソファ。「床に座ることが多くて、ソファは使わない」「洋服やバッグなどの物置になって、座れない…」「ソファに座って、食事や勉強などはしにくい」「部屋が狭いから邪魔!」なんて声をよく耳にします。要らないから処分することにしても、ソファのような大型の家具は捨てるだけでもお金がかかります。
もちろんソファがあるインテリアは素敵だし、ゆったりと座って寛ぐこともできます。「ソファがあって良かった」という声も決して少なくありません。ただし、それは自分や部屋、暮らしに合ったものをしっかりと選んでいるから。必ずしもなくてはならないものではないからこそ、無駄な買い物とならないように選びましょう。次の項目から、一人暮らしのソファ選びに知っておきたい基本的な情報をお届けしていきます。
ソファの大きさを考えよう
■何人掛けのソファにするか
座りたいのか、寝転がりたいのか。それによって選ぶソファの大きさは変わります
ただし、「○人掛け」とあっても、目安よりも大きなものも小さなものも多くあります。また、座る人の体格によっても、快適な座面の広さは異なってきますので、最終的には実際のソファに座ってみた上で決めることが大切です。
■部屋の広さから考えるソファサイズ
ソファを部屋に置けたとしても、日常動作に支障が出るような置き方では部屋全体が使いにくくなってしまいます。ソファはテーブルの前に置かれることが多いですが、その間隔は「30~40cm前後」が目安。近すぎても窮屈だし、遠すぎるとテーブルの上の物が取れません。また、ソファを壁につけてしまうのであれば問題ありませんが、ソファの後ろを通り抜けるレイアウトにする場合は、「50~60cm前後」のスペースが必要です。あまり狭いと通りずらくなってしまいますので、注意してください。
■テーブルの高さとの関係

ソファに座って食事をすることを考えているなら、テーブルの高さも考慮する必要があります
■奥行は浅め? 深め?
ソファの奥行は座り心地に影響します。奥行が深いものであれば、深くゆったりと腰掛けられたり、横になって寛ぐこともできます。ただし、テーブルで作業をしたりするのには不向き。一方浅いものは、ソファに座ったまま、何か作業をする体制もとりやすくなりますが、身体をソファに預けるという形になれないため、寛ぎにくくなります。
最近は狭い部屋のために奥行が浅いコンパクトなソファも多くあります。ただし、見た目やサイズだけで選ばず、座り心地を試してから選ぶことをおすすめします。
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