1.免疫力をアップする

ヨーグルト

腸内環境を整える乳酸菌で免疫力をアップ

風邪を予防するには「病原体の侵入を防ぐ」「侵入しても病気にならないようにする」この2点が大切です。

侵入しても病気にならないようにするには、 病原体に対して攻撃するシステム、免疫の力を高める、つまり免疫力を高めることが必要になります。日常生活のなかで簡単にできる方法の1つは腸を意識して、免疫力を高める食材を積極的に摂ることです。

腸は食材を消化、吸収するだけでなく、免疫に関わり、その腸内環境を整えることが免疫力強化につながります。便秘や下痢は腸内環境の乱れによることが多く、便秘になると食材に含まれる有害なものが体に吸収されやすくなり、下痢になると必要な栄養素が吸収されにくくなります。

小腸は多くの免疫を担当する細胞があり、善玉菌と呼ばれる腸内細菌が免疫機能の活性化につながっています。なかでも善玉菌として注目されているのがガセリ菌SP株。ガセリ菌SP株は腸内バランスを整えて便秘や下痢を改善し、体の脂肪を減らすといった報告がされています。また、動物実験では免疫を高めて活性酸素を抑え、アンチエイジングの効果が認められるなど、人への応用が期待されています。マウスの実験では、インフルエンザに対する感染予防効果も報告されています(Y. Nakayama Scientific Reports, 4, 4638, 2014より)

また、ガセリ菌SP株は胃酸や胆汁に強く、生きたまま腸に届いて長くとどまることが確認されています。日常生活のなかではヨーグルトなどを食べて、体にとり入れるといいですね。

2.バランスがとれた食事と質のいい睡眠をとる

免疫を担当する細胞を増やすには栄養が必要。偏った栄養では細胞が増えにくくなります。つまり、食事のバランスが悪いと体力の低下、精神状態の不安定さ、免疫力の低下につながります。加えて、睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、精神の不安定さ、免疫力の低下を招きます。

栄養素バランスがとれた食材、1日30品目の摂取を目標にしてみましょう。そして、規則正しい生活と適度な運動を心がけ、よい睡眠をとるようにしましょう。

次のページでは、残り2つの対策を紹介します。

取材協力:雪印メグミルク株式会社