温泉/日帰り温泉

秩父の日帰り美肌温泉5選!都内から気軽に美肌の湯へ

東京から車でも、特急を使用しても約2時間で到着する埼玉県秩父市。アクセスの良さから人気がある日帰り観光スポットとして挙げられますが、この秩父にはなんと!強アルカリ性のトロトロとした美容液のような、美肌になれる温泉がたくさん湧いているんです。今回は、その中でもガイドおすすめの温泉を5つご紹介します。

植竹 深雪

執筆者:植竹 深雪

温泉ガイド

都心からのアクセス良好な観光地秩父は美肌温泉の宝庫!

秩父undefined芝桜

毎年ゴールデンウィークくらいが見頃 羊山公園の芝桜
 

都心から約2時間で行くことができる埼玉県秩父市。ここは、秩父の札所巡りや三峰神社だけではなく、春は芝桜、夏は長瀞でライン下り、秋は紅葉、そして毎年12月に行われる秩父夜祭と、見所満載の観光地として知られています。

いくつかある美人の湯、美肌の湯の条件のうちの一つとして、美容液のようにトロトロとした湯感が特徴である、pHが高い強アルカリ性の湯ということが挙げられます。その強アルカリ性の湯がこの秩父にはたくさん湧いていて、実は知る人ぞ知る「美肌温泉」の宝庫なんです。

秩父にたくさんある「美肌温泉」の中でも、ガイドが特におすすめしたい温泉を5つご紹介します。

1.緑に囲まれた絶景美肌温泉「満願の湯」

外観

満願の湯 外観


「必ず願いが満つる すなわち満願」という意味が込められた名前の、満願の湯。連絡すれば最寄りの駅である秩父鉄道皆野駅まで送迎をしてくれるということもあり、車でなくても気軽に行くことができるため、いつも多くの温泉客で賑わっています。
絶景露天風呂

絶景露天風呂のほか広い内湯もありました


泉質は単純硫黄冷鉱泉。滝が見える絶景露天風呂の他、内湯にはサウナもあり、サウナの前には源泉温度が18℃の、井戸水くらいに冷たい源泉浴槽があります。

内湯や露天風呂は、源泉をしっかり加温しているものの、無力透明、とろーりとした浴感で、pH9.5の強アルカリ性。美人の湯の条件はしっかり満たされ、実力を感じられました。しかし、一番濃厚なトロトロな湯感を実感できたのは、やはり冷たい源泉浴槽でした。

<DATA>
秩父温泉 満願の湯
・住所:埼玉県秩父郡皆野町下日野沢4000
・電話番号:0494-62-3026
・日帰り入浴時間:10時~21時
・料金:大人(平日)800円 17時~は600円 (休日)900円
・公式HP:http://www.chichibuonsen.co.jp/

2.なんとpH10.59!秩父で一番の美人の湯「秩父湯元武甲温泉」


外観

秩父湯元武甲温泉 外観


西武秩父線横瀬駅から歩いて8分。秩父湯元武甲(ぶこう)温泉は、秩父地方の秩父市と横瀬町の境界に位置する、武甲山の山麓に湧き出る温泉です。

広い敷地内には、日帰りの温泉入浴施設だけではなく、キャンプ場や宿泊施設もありました。
露天風呂

解放感のある露天風呂


単純硫黄泉の湯は無色透明。一見クセがないように感じられますが、実際に湯につかると、まるでローションのようにトロトロした湯感が実感できます。日本庭園や秩父の自然を満喫することができる開放感のある露天風呂には、少しワイルドな岩風呂や、独特の香りにうっとりとする檜風呂もあり、バラエティーに富んでいました。
内湯

炭酸泉もある広い浴槽の内湯


露天風呂に比べると少しぬるめの内湯には、ジェットバスや人工炭酸泉もあり、泡の勢いが強くて気持ちいい!どちらかというと内湯の方が、ローションのようにトロトロです。

人工ではありましたが人気の炭酸泉もあり、とにかく血流促進効果のようなものを実感できるほか、毛穴を引きしめてくれます。

しかし、それでも一番のポイントは、やはり強アルカリ性のpH10.59という数値。ただものではありません! 肘や膝、かかとの古い角質がきれいになり、すべすべの美肌を実感! 湯上がり後に鏡を見たら顔のトーンが明るくなったかなと、ガイドは実感ができました。

秩父で一番の強アルカリ性美人の湯に、炭酸泉の組み合わせは、美肌を目指す女性には、特におすすめしたい温泉です。

<DATA>
秩父湯元 武甲温泉
・住所:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬4628-3
・電話番号:0494-25-5151
・日帰り入浴時間:10時~22時
・料金:大人700円
・公式HP:http://www.buko-onsen.co.jp/

3.味のある、ひなび感が落ち着く美人の湯「新木鉱泉」

外観

田舎のおばあちゃん家のような佇まいの新木鉱泉旅館


秩父にある温泉(鉱泉)の中でも、湯使いや温泉の泉質の良さから、温泉愛好家を中心に人気がある、新木(あらき)鉱泉。ここは、江戸末期に創業された170年もの歴史があるところで、鳩の湯や柴原など秩父七湯の中でも最古の鉱泉です。
内湯

落ち着いた雰囲気が醸し出された男女別内湯


泉質は単純硫黄冷鉱泉でpHは9.4。感覚的にはヌルヌルとしていて、源泉が加温されています。大きな窓からは陽の光が降り注いでいるので、内湯でも明るくて開放感があります。
源泉浴槽

こじんまりとした1人サイズの源泉浴槽


露天風呂にはいくつか樽の浴槽があるのですが、その中に小さな1人サイズの樽の浴槽があります。ここに実は源泉温度14.8℃の鉱泉(源泉)が、そのまま注がれているのです!

かなりの冷たさですが、ヌルヌル感はしっかりと感じられ、また湯の華も舞っているので、これが温泉愛好家の心をくすぐり、評価されている点だと思います。冷たいけど病みつきになってしまう浴槽でした。

<DATA>
新木鉱泉旅館
・住所:秩父市埼玉県山田1538
・電話番号:0494-23-2641
・日帰り入浴時間:12時~21時(受付は20時まで)
・料金:平日800円 休日900円
・公式HP:http://www.onsen-yado.net/

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次のページでは、秩父で特筆すべき温泉をご紹介します。

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