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新発表のiPhone 6s、いったい何が新しくなった?

Appleのスペシャルイベントで、iPhone 6s/6s Plusをはじめ、様々な新製品がお目見えしました。今回は、iPhone 6sをメインに買い替えるかどうか悩んでいる人のために、変更点をご紹介しましょう。

柳谷 智宣

執筆者:柳谷 智宣

スマートフォンガイド

Appleのスペシャルイベントで、iPhone 6s/6s Plusをはじめ、様々な新製品がお目見えしました。今回は、iPhone 6sをメインに買い替えるかどうか悩んでいる人のために、変更点をご紹介しましょう。

これまでと変わらないところ

iPhone 6sのディスプレイサイズは4.7インチ、6s Plusは5.5インチと従来と変わりません。解像度も同じで本体の大きさもほぼ一緒。ただし、厚みが0.2mmほど厚くなり、縦横も0.1~0.2mm大きくなっているので、ぴったりに作られたiPhone 6/6 Plus用のケースを流用するのは難しいでしょう。SIMも従来と同じnanoSIMで、コネクタもライトニングコネクタです。

ストレージ容量のラインナップと販売価格もこれまでと同じ。16/64/128GBで、iPhone 6sが8万6800円/9万8800円/11万800円、iPhone 6s Plusが9万8800円/11万800円/12万2800円となります。ちょっとしたノートパソコンとプレイステーション4を買えてしまう価格です。通信キャリアの割引サービスをうまく活用したいところですね。

iPhone 6S、6S PLUSがお目見えしました。

iPhone 6s、6s Plusがお目見えしました。

ストレージラインナップと価格は据え置き!undefinedエントリーモデルの16GBは少なすぎるので、32GBにしてほしかったところです。

ストレージラインナップと価格は据え置き! エントリーモデルの16GBは少なすぎるので、32GBにしてほしかったところです。


カメラが大きくパワーアップ

メインカメラの「iSight」が800万画素から1200万画素に、インカメラの「Facetimeカメラ」が120万画素から500万画素にパワーアップ。このおかげで4K動画も撮影できるようになりました。

機能の「Live Photo」では、写真を撮る際に短い動画も同時に撮っておき、閲覧時に写真を強く推すと再生されます。ストレージ容量は圧迫しそうですが、新たな感動を得られる機能になるかもしれません。この機能はデフォルトで有効になっていますが、オフにすることもできます。

写真や動画をよく撮る人なら乗り換える価値ありです。特に、屋外で景色を撮るなら4K動画の威力を堪能できるのでお勧めです。

カメラ機能が大幅に強化されました。

カメラ機能が大幅に強化されました。

1200万画素の描写力は圧巻です。

1200万画素の描写力は圧巻です。

動画は4K撮影が可能になりました。

動画は4K撮影が可能になりました。


新次元の操作方法「3D Touch」が登場

新しいMacbookなどにはすでに搭載されている感圧タッチ機能が、iPhoneにも搭載されました。普通のタッチや長押しではなく、画面をさらに押し込むことで、新たな操作が可能になります。デモではメールを強く押すと内容が表示されたり、Apple Musicを強く押すと楽曲を直接再生できることを示していました。

通常、メールを閲覧する際、一覧からタッチして開き、読んだら戻ります。「3D Touch」だと、押し込むとプレビューが表示され、読んだ後に指を離せば元の一覧に戻ります。返信したり、マークしたいときにはさらに押し込めばメール画面が開きます。アプリ側の対応次第ですが、これは便利ですね。

また、OSの機能として、ディスプレイの端を押し込むとアプリの切り替え画面になります。ホームボタンのダブルクリックが不要になるのは助かります。

ディスプレイを押し込む圧力を感知して、新しい操作が可能になりました。

ディスプレイを押し込む圧力を感知して、新しい操作が可能になりました。

アイコンから直接メニューを開いてアクセスできます。

アイコンから直接メニューを開いてアクセスできます。

写真やメールのプレビューも手間が減ります。

写真やメールのプレビューも手間が減ります。


処理性能がアップしてあれもこれも速くなる

プロセッサはA9になり、初めてモーションコプロセッサを統合しました。iPhone 6に搭載されているA8プロセッサと比べて、処理性能が70%アップ、グラフィック機能は90%アップしているとのことです。OSの動作もゲームの動きもぬるぬるで気持ちよくなりそう。

指紋認証機能「Touch ID」は第二世代に進化し、2倍の速さで指紋を判別できるようになりました。さらに自然な感じで、ロックを解除できるようになります。

通信速度も向上しています。最大23のLTEバンドをサポートし、従来の2倍となる300Mbps通信に対応しました。Wi-Fiも、802.11a/b/g/n/acに対応しつつ、MIMOもサポートし、こちらも最大866Mbpsでの通信が可能になりました。

グラフィック機能が90%向上しました。

グラフィック機能が90%向上しました。

LTEの速度は2倍の最大300Mbpsになります。

LTEの速度は2倍の最大300Mbpsになります。

Wi-Fiも2倍の最大866Mbpsになります。

Wi-Fiも2倍の最大866Mbpsになります。


カラーバリエーションも増えた!

カラバリはシルバー、スペースグレイ、ゴールドに加えて、ローズゴールドの4色。ピンク好きの女性にはうれしいところです。

ボディは「Apple Watch Sport」と同じ7000番台のアルミを採用し、堅牢性がアップ。自転車のフレームや航空機に使われる素材なので、もう簡単には曲がったりすることはないでしょう。

カラバリにローズゴールドが追加されます。

カラバリにローズゴールドが追加されます。

ボディには7000番台のアルミを採用し、ディスプレイガラスも最強クラスです。

ボディには7000番台のアルミを採用し、ディスプレイガラスも最強クラスです。


予約は9月12日から、発売は9月25日から

9月12日から予約がスタート。販売は25日からの予定です。1次発売国は日本をはじめアメリカ、オーストラリア、中国など12か国。iOS 9は一足早く16日にリリースされる予定です。

予約は9月12日から。

予約は9月12日から。

販売は9月25日から。

販売は9月25日から。

1次発売国は12か国。

1次発売国は12か国。


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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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