第一のステージ(依存のステージ)

一日一日の積み重ねが今日の自分を創るのです

一日一日の積み重ねが今日の自分を創るのです

1. 主体性を発揮する

• 自分の身に起こることに対して自分がどういう態度を示し行動するかは、自らで決めることができる。問題解決に向け率先してことを行う。
• 自分の身の周りのことに対して、自分が動かされるのではなく、自分が周りの環境に作用を及ぼす。
• より良いものを持つのではなく、自分がより良くなる。失敗したときに、自分の間違いを認め修正をはかる。

2. 目的を持って始める
• 第二の習慣は、生活の多くの異なる状況やレベルに当てはまるが、最も基本的な応用は、全てを測るための基準や尺度の枠組みとして、人生の最後のイメージ、光景、パラダイムを持って今日を始めることである。
ミッション・ステートメント(個人的な憲法、または信条)を作る。

3. 重要事項を優先する
• 第2の習慣を身に付けたなら、それを具現化し、自由意志を発揮し、毎日の瞬間瞬間において実行する。価値観に調和した生活を送るために、効果的な自己管理を行う。
• 重要だが緊急でない活動を行う。重要でない活動に対してノーと言う。
• 人に仕事を委任する。

以上の3つの習慣を獲得すると自立のステージです。自立している状態は一人前と言え、部下を統率できるリーダー的な存在となります。リーダー職、管理職のイメージでよいでしょう。

次のステージでは、Win-Winを考える、理解してから理解される、相乗効果を発揮するという新たな3つの習慣です。この3つの習慣は個のレベルから離れ、他者との関係性に立脚するものです。

第二のステージ(自立のステージ)

4. Win-Winを考える
• 人間関係における6つのパラダイムは「Win-Win」「Win-Lose」「Lose-Win」「Lose-Lose」「Win」「Win-WinまたはNo Deal」である。
• Win-Winの原則を支える5つの柱「人格」「関係」「合意」「システム」「プロセス」である。
・Win-Winの関係を築けるように考える

5. 理解してから理解される
• まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解してもらうようにする。
• 自分が他人に影響を与えるために、自分が他人に影響される。
• 感情移入を行い人の話を深く傾聴する。一対一の時間を設けコミュニケーションを図る。

6. 相乗効果を発揮する
• 相乗効果とは、全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということである。
• 自分と他人との意見に相違が生じた時に、自分の意見を通すのでなく、他人の意見に折れるのでもなく、第三案を探し出す。
• 自分と他人との相違点を尊ぶ。

この3つの習慣が獲得できれば、最上位のステージである相互依存のステージとなります。公的成功のレベルです。個としても技能的に自立できていて、リーダーとしても十分な他者との関係性が構築できていれば、全体の舵取りを行う経営職レベルと考えられます。

最後に、全てのステージに共通とされる7つ目の習慣は刃を研ぐということです。これはレベルに関係なく、絶えず4つの資源を磨くことは必須要件です。

7. 刃を研ぐ
• 人の持つ4つの資源(肉体、精神、知性、社会・情緒)を維持、再新再生するという習慣。つまり学び続けるということ。
• 例として、運動(肉体)、価値観に対する決意(精神)、読書(知性)、公的成功(社会・情緒)などに取り組むことが紹介される。

以上がこの本のエッセンスを纏めたものですが、具体的な事例も多く、わかりやすい内容になっていることが多くの読者に支持されている理由かと思います。一読する価値がある本だと思います。

リーダーシップ論のジャンルとしてはセルフリーダーシップ(以下、関連記事ご参照下さい)に該当するでしょう。テクニック的なものではなく、原理・原則である習慣にフォーカスしているので、時代を越えて共感できるのでしょう。

紹介図書:
「7つの習慣」スティーブン・R.コヴィー著

関連記事:
セルフ・リーダーシップ 自己をリードするという考え
オリンピックからセルフリーダーシップを考える



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