一人暮らしの部屋の中でかなり存在感のある家具であるベッド。部屋の広さや予算など制限の多い一人暮らしにとって、選ぶのが難しい家具のひとつでもあります。その大きさや金額から買い換えるのは簡単ではなく、できれば買い物に失敗はしたくないもの。

ベッドは、寝心地やインテリアなど日々の暮らしやすさにも大きく関わってきます。一人暮らしならではの選び方のポイントをまとめました。

あなたの部屋にはベッド? それとも布団?

ベッド

ベッドの方が日々のお手入れはラク。でも、布団の使い勝手の良さも捨てられません

ベッドの選び方の話をする前に、まず、あなたの部屋にはベッド、それとも布団どちらがいいのかを考えてみましょう。

■ベッド
○毎日の布団の上げ下ろしが不要
○寝起きがラクにできる
○お手入れがラク
○埃や湿気が気になりにくい
×場所をとる

■布団
○日中は部屋を広く使える
○どの部屋でも使うことができる
○落ちる心配がない
×毎日の布団の上げ下ろしが必要
×干さなければならない
×特にフローリングで使うとき、湿気がたまりやすい
×布団を収納するスペースが必要

こまめな寝具のお手入れが面倒な人にはベッドがおすすめです。ただし、狭い部屋では、ベッドを置くことで圧迫感が出たり、暮らしにくくなることもあります。一方、部屋を広く、フレキシブルに活用したい人には布団がおすすめですが、毎日きちんと布団の上げ下ろしし、こまめにお手入れをしないと、アレルギー等の症状が悪化したり、不衛生になることがあります。

ベッドや布団のお手入れについては、『一人暮らしのお布団&ベッド管理術』に詳しくまとめてあります。併せてご覧ください。

ベッドのサイズ

ベッド

いくらベッドが置けても、その周囲に余裕がないと、暮らしにくくなってしまうことがあります

ベッドのサイズには呼び方があります。長さは195cm±10cm程度が一般的ですが、幅はそれぞれ異なります。なお、メーカーや商品によってそれぞれ若干の誤差があります。

・セミシングル:90cm前後。小柄な女性向け。
・シングル:100cm前後。一般的な一人用。
・セミダブル:120cm前後。広めの一人用。
・ダブル:140cm前後。一般的な二人用。

■部屋の広さから考えるベッドサイズ
部屋にベッドを置くことができても、日常動作に支障が出ては問題です。ベッドを置くことで歩きにくくなったり、引き出しなどが使いにくくならないように配置しなくてはいけません。

人が立って歩いたり、ベッドから立ち上がったりするのに必要なスペースは60cm程度。また、ベッドのまわりに引き出しや扉のある棚がある場合、それを開けるのに必要なスペースは90~120cm程度です。ベッドの周りにそれだけのスペースが取れるかどうかを考えながら、配置やサイズを決めましょう。

■身体の大きさや寝相から考えるベッドサイズ
一般的に狭さを感じないベッドの幅は、「肩幅+30cm」以上と言われています。身体が大きな人や寝相が悪い人は、部屋の広さが許すのであれば、大きめの方が寝心地はよいと考えられます。

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