金沢自転車旅の始まりはレンタサイクル「まちのり」から

第3駐輪場内にある金沢駅Bポート

「まちのり」の第3駐輪場内にある金沢駅Bポート。たくさんの自転車が並んでいます。

2012年から金沢市が実施し、年々需要が高まっている公共レンタサイクル「まちのり」(運営は民間に委託)。

旧来のレンタルサイクルと違って自転車をずっと借りっぱなしにするのではなく、市内19ヶ所に設けられたサイクルポート(貸出・返却拠点)+まちのりの事務局で使いたいときだけ借り、目的地に着いたら周辺のポートに返却するという自転車をみんなでシェアするレンタル・シェアリング、コミュニティサイクルサービスです。
まちのりオリジナル商品「まちのりウォーター」

まちのりオリジナル商品の「福光屋」の百年水を使用した「まちのりウォーター」

貸出は毎日7:30~22:30まで、返却は24時間可能です。利用にはクレジットカード+手持ちのICカード(パスモやスイカなどの交通系ICカードやおサイフケータイ)、パスワード(1日利用のみ)、まちのり専用ICカード(1枚500円)のいずれかが必要で、1回30分以内の利用で200円。

1回の利用時間が30分を超えると、30分ごとに追加料金200円がかかるので、30分以内で各ポートを乗り継いでいけば1日たった200円で何回でも利用することができます。
まちのり事務局

ライブ1ビル1階にある「まちのり事務局」。パンフレットやマップが入手できるほか、オリジナル商品も販売しています。

今回はこの「まちのり」を使った、主な観光名所や史跡を散りばめながらも自転車ならではのちょっとディープなモデルコースをご紹介。金沢をもっとお得でもっと便利に旅しましょう!

金沢レンタサイクル「まちのり」
住所:〒920-0852 金沢市此花町3-2
TEL:0120-3190-47
営業時間:9:00~19:00 ※冬季9:00~18:00

金沢駅で自転車を借りたら、華やかなりし花街の面影が残るひがし茶屋街へ

茶ゆアイスパフェ@茶ゆ

3種類のアイス+玄米フレーク、生寒天、白玉がトッピングされた「茶ゆアイスパフェ(880円)」@茶ゆ

金沢駅からまず最初に向かうのは金沢を代表する観光名所ひがし茶屋街。金沢駅周辺には2ヵ所のポートが設けられていますが、駅構内の貸出可能台数が多い第3駐輪場内にある金沢駅Bポートが便利です。

そこから東山ポートまでは約15分。自転車はここで一旦返却し、ひがし茶屋街へ。藩政期には京都の祇園と並び称された格式あるひがし茶屋街は今なお当時の面影を色濃く残しながらも、カフェやレストラン、ギャラリーショップがひしめく金沢随一の観光スポット。
金箔コスメ@箔座

金箔コスメはお土産に最適。ボディクリーム(梅2,700円)、ボディクリームミニ(蜂蜜1,404円)、ゴールドボディシャンプー(梅・蜂蜜各2,700円)/箔座

国の重要文化財に指定されている江戸時代の由緒あるお茶屋志摩や今もお茶屋として営業している懐華樓で華やかな花街の風情を堪能したあとは、珍しい醤油ソフトクリームに舌鼓を打ったり、レトロ可愛い町家カフェで一服したり。

見所だらけなので、効率よく回るには事前に行きたい場所をピックアウトしておくといいでしょう。そうそう、バラエティ豊かな金箔雑貨をお土産にするのも忘れずに!時間に余裕があれば金箔貼り体験もおすすめです。

味にうるさい金沢っ子が通うグルメスポット「主計町茶屋街」

主計町茶屋街

京都の祇園よりも花街の景観が残っているとして、映画「舞妓Haaaan!!!」の撮影も行われました。

さて、次の目的地である主計町(かずえまち)茶屋街は浅野川大橋を渡った対岸にあるので、徒歩で向かいます。

主計町茶屋街は金沢三茶屋街のうちで最も小さい茶屋街ですが、入り組んだ細い路地に千本格子が連なる情緒溢れる街並みだけでなく、居心地のいいカフェや予約待ちの人気料理店、おしゃれなバーが集う、山椒は小粒でもぴりりと辛いを体現する金沢屈指のグルメスポット。
昼懐石3,500円コース@嗜季

料亭「嗜季(しき)」の昼懐石3,500円コースから。ご飯(タコと菜の花。釜めしですよ!)、止め椀、香の物。

桜の名所としても知られており、春先の桜に彩られた茶屋街の風景はとても艶やか。特に夕暮れ後、柔らかなガス灯の明かりにぼんやりと浮かび上がる桜はしっとりした花街の佇まいをよりいっそう引きたてます。