憧れのヨーロッパ！子連れ旅のすすめ【スイス編】 [スイス] All About

スイス旅の強い味方、鉄道を使って大人も子供も笑顔いっぱい！

ユングフラウヨッホに向かう鉄道では、車窓の風景に釘付け

国土の大半が山岳地帯という険しい環境にも関わらず、大自然を恵みとして逆手にとり、見事観光立国の地位を確立したスイス。アクティブシニア向きというイメージが強いのですが、実は子連れファミリーにおすすめのデスティネーションです。色鮮やかな列車に乗って、パノラマを楽しむ旅は子どもたちも大喜びすることうけあい。アクティブな過ごし方も多く、美味しい空気の中、共に体を動かせば家族の絆も深まります。

スイスでは各地を巡るパッケージ旅行も数多く催行されていますが、子連れの場合、周りに気を使ったり、決められたスケジュールをこなすのが困難な場合も。安全、正確で車窓からの美しい風景と三拍子揃った列車の旅が断然おすすめです。チューリヒ空港やジュネーヴ空港などの主要空港も市内まで電車ですぐの距離なので、到着から帰国まで電車を乗り継いでスイスイ。目的地まで手ぶらで旅を楽しめる荷物別送サービスもみのがせません。

スイスファミリー旅を彩るオプショナルツアー

ヨーロッパというと子連れ旅行にはハードルが高いように思えますが、スイスではそんな心配はご無用！豊かな自然、充実した鉄道網にユニークな乗り物の数々、そしてキッズフレンドリーなサービスでのんびり楽しいバカンスを実現できます。

■マストハブの旅の便利アイテムスイストラベルパス

主要都市間(IC)には、子供が自由に遊べるファミリーカーも！

個人でスイスを旅する際には、必ず手配しておきたいのが、スイストラベルパスです。国内の主な鉄道、湖船、路線バスなどが乗り放題になるほか、多くの美術館やお城などの観光施設が無料になるミュージアムパスもついています。お子様連れに嬉しい特典、スイスファミリーカードを使えば、6歳から16歳未満までの子供が追加料金なしで対象の交通期間を利用できます。(6歳未満は元々無料) パスの種類は、連続利用もしくは利用日選択のいずれかを3日、4日、8日、15日から選べ、様々な旅のスタイルに適合します。

■ルツェルンから行く乗り物三昧の旅

ピラトゥス世界一の急勾配を登る赤い登山電車

チューリヒから電車で1時間の美しい古都、ルツェルン。湖と山に囲まれた絶好のロケーションで、様々な乗り物からの絶景を楽しめます。イチオシは、世界一急勾配を電車で行くピラトゥス山。ルツェルンからの往路は船と登山電車、復路はロープウェイとバスを乗り継いで行くゴールデンルートが人気です。その他にもリギ山やティトリスなど、手軽にアクセスできる展望台も豊富。また、乗り物好きに是非おすすめしたいのが、スイス交通博物館。鉄道、自動車、船、飛行機、と4つのゾーンにわかれていて、フライトシミュレーターやミニチュアの建設車両で工事現場体験など、インタラクティブな展示も充実しています。(スイストラベルパスで半額)

■アクティブに大自然を満喫ユングフラウ地方の過ごし方

大きなお子様には、スリルのあるフィルストの空中ブランコもおすすめ

ユングフラウ三山の観光は、どんな世代にとってもスイス旅行のハイライト。ヨーロッパ一高い鉄道駅でもあるユングフラウヨッホや007シリーズで有名なシルトホルン、グリンデルワルドから手軽に行けるフィルストなどの展望台は素晴らしい眺望ももちろんですが、その道中や併設するアトラクションもお子様と一緒に楽しめる要素が満載です。途中の駅で降りて、アップダウンが少ない初心者OKのハイキングルートを歩くもよし、年中様々な雪上トラクションが楽しめるスノーパークで遊ぶもよし、下山時には、ロープウェイの代わりに空中ブランコや立ち漕ぎミニバイクで爽快に滑り＆駆けおりるもよし。数日滞在しても飽きることがありません。

■グルメも絶景もジュネーヴ発レマン湖周辺おすすめツアー

目もお腹も大満足のグリュイエールゴールデンツアー

国際都市ジュネーヴ、オリンピックシティのローザンヌ、優雅なリゾートのモントルーなどが点在するレマン湖周辺は、丘陵にぶどう畑が広がる風光明媚な一帯。ミシュランの星付きレストランも多数あり、美食を堪能できるエリアでもあります。ワインや高級レストランは大人の特権ですが、子供たちが大好きなあの食べ物も！チョコレート大国のスイスならではの体験として、モントルー近郊のブロックで老舗チョコレートメーカー「カイエ(Cailler)」の工場見学ができます。チーズの名産地、グリュイエール観光と組み合わせ、1日でチーズ、チョコレート、ワイン、そして湖畔の景勝ルートを楽しめる、なんとも欲張りなツアーはいかが。

あわせて、「子どもが飽きない、飽きさせない」をテーマに、5つのツアー＆アクティビティを厳選した記事「スイスへ家族旅行！子どもが喜ぶおすすめツアー」もご覧ください。

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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。