新しい担当プロデューサーOくん登場

散歩ガイドになって、最初の散歩取材からプロデューサーが同行してくれた。

初代のNくんは、一眼レフのカメラを持って、散歩の風景を撮影してくれた。
だから、僕が映り込んでいることが多かった。

ニ代目のEくんは、ラーメン好きで必ず散歩コースにラーメン店を組み込んだ。
Eくんの時代以降は僕がカメラを持った。そのためEくんが映り込んでいる写真を多く撮影したが、プロデューサーがあまり映り込んではいけないということで、採用するのは後ろ姿などであった。

その後、何人かプロデューサーがかわり、いっしょに散歩してくれる人もいれば、一度もごいっしょしない人もいた。
なぜ武蔵小金井かは追々わかってくる

武蔵小金井駅前でOくんとともに散歩をスタート

というわけで、新しい担当のプロデューサーOくんだ。
メールでプロデューサー交代の挨拶がきたので、
どこか散歩へ行きたいところがあるかと尋ねてみた。

彼からのレスポンスは早かった。
3つほど散歩コースの提案がある。
その中で僕が注目したのは、
武蔵小金井を散歩したいというもの。
実は、これまでこの界隈を散歩しようと何度も調べたのだが、
記事にすることはなかった。
それに、なにやらこの地にはOくん思い出が詰まっているような気がして、
武蔵小金井に決めた。

というわけで、駅前で待ち合わせ。
最近は、プロデューサー自身が写真に登場するのは
少しは大丈夫だそうで、これぐらいはOKかな。
挨拶もそこそこに歩き始めた。
小金井公園の所在地は小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目、小平市花小金井南町三丁目、西東京市向台六丁目、武蔵野市桜堤三丁目となる。とにかく広い!

江戸東京たてもの園は小金井公園内にある

地図で見るとわかるが、JR中央線は東西にまっすぐ延びている。
まるで定規で線を引いたようにまっすぐだ。
その中央線、武蔵小金井駅から垂直に延びているが小金井街道だ。
北へ歩けば都立小金井公園がある。
江戸東京たてもの園は小金井公園内にある。
新緑で鮮やかな緑が素敵!

小金井公園内は桜並木が続いている

訪れた6月初旬は木漏れ日も美しい。
真夏になるともっと葉が生い茂り木陰を作ってくれる桜並木。
1993年(平成5年)3月28日に開園した野外博物館

江戸東京たてもの園の入園料は400円。

というわけで、江戸東京たてもの園へGO!

【関連サイト】
江戸東京たてもの園


江戸から昭和初期の建物が移築されている

江戸東京たてもの園は約7ヘクタールの敷地に、江戸時代から昭和初期までの復元建造物が30棟ほど立ち並んでいる。建物内を見学することも可能だ。

1925(大正14)年に建てられ、1993年(平成5年)まで使われていた。

田園調布の家(前川邸)

大正時代、田園調布に建てられたという前川邸。
なんと1993年(平成5年)まで使われていたそうだ。
田園調布からこちらに移築し、大正時代の姿に復元したそうだ。
たいていはインテリアなどには触れてはダメ

室内も見学が可能な建物もある。

とてもよく修復されていて、当時の世界にそのままタイムスリップしたような気分。
この他にも江戸時地代の茅葺屋根の家などが移築されていた。
リアルな姿でたたずむボンネットバス

建物以外にこういったボンネットバスや市電も展示されている

たぶん、じっくり見学しようと思えば1日がかりだろう。とくに建築に興味がある人や歴史好きの人にはたまらないと思い。
226事件で反乱軍は2階で高橋是清は暗殺された

赤坂から移築された高橋是清の邸宅

高橋是清邸は、ハイライトのひとつ。赤坂に高橋是清翁記念公園という邸宅跡があるので、併せて見学するとより、リアルかも。
中に置かれている商品などもきっちり復元されている

懐かしい下町の商店が立ち並ぶ

文房具屋、酒屋、仕立屋、醤油屋などさまざまな商店が立ち並ぶ。
古い銭湯や農家といった展示もいいかんじだ。
婦人の洗髪代はその後、長髪男性も増え、男性からも取るようになった

昭和28年の銭湯の料金 大人、中人、小人の区別がすごい

銭湯も昭和を再現したものは広告などが当時のもので興味深かったりする。
どの年代が見ても楽しめるようになっている。

修学旅行の生徒さんから熟年グループまで客層は幅広い


さて、僕たちは江戸東京たてもの園を後にして、武蔵境駅方面へ向かった。

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ドラマチックな展開が待っていた武蔵境

江戸東京たてもの園の中にも食事処やカフェがあるけれど、僕たちは武蔵境まで歩くことにした。10年ほど前、Oくんは亜細亜大学の学生で、このあたりに住んでいたんだそうだ。当時の亜細亜大学には、ベッキー、加藤あいなどが在籍していたが、Oくんは一度も見たことはないそうだ。
新しい校舎などができていたそうだ

「ずいぶん変わりましたよ」と亜細亜大学のキャンパスを歩くOくん

亜細亜大学のキャンパスを横切る。現役の大学生たちとたくさんすれ違っている。
大学時代、友達も少なかったというOくん。

そういえば、初代プロデューサーのNくんも最初の散歩は早稲田大学近くのかつてよく行った食堂がスタートだったし、二代目のEくんは立教大学出身で、池袋周辺のラーメン店を懐かしいと言いながら巡っていた。

そんな思い出の店はないのかといえば、「ありますよ。武蔵境駅前のGTラーメンです」と歩を進めた。アルバイトを終えた深夜によく行っていたそうだ。「九州GTラーメン」か。以前、この地域の下調べをしていた時に見た覚えがあるなぁ。「GTというのはグッドテイストの略なんですよ」とOくん、得意気に説明。
武蔵野市境2-2-9あたり

かつて九州GTラーメンがあった場所

が、この男、持っていないのか、持っているのか、なんとお店はもうなかった。元の店があった場所でうなだれているところを撮影。「それならば、その次によく行っていた、丸幸に行きましょう」。おっ、「丸幸」さんかぁ。これも雑誌の取材で西荻窪の丸幸さんを取材したことがあって、そのときに検索で見ていたな。
定休日は火曜日!

丸幸(まるこう) 東京都武蔵野市境2-14-12 スイングマンション 1F

というわけで、丸幸さん。が、まさかの定休日。なんだか、すごいなぁ。「あ、大丈夫です。前に住んでいたところの近所の定食屋ならやっていると思うので」と歩き出す。なんだか打たれ強いね。
向かい側にはラーメン店の「にな川」さんがある。

にな川  東京都武蔵野市境南町3-1-6


「にな川」さん、やってたよ。ホッ。メニューを見ていると、定食屋さんというよりも昔ながらの洋食屋さんという感じだ。大学時代、ここにもよくきたそうだ。
コスパはかなり高そうだ。

にな川さんのランチメニュー

それからグランドメニューのほうもいいかんじだ。
今ではこういう店は珍しいかも

メニューを見ていると懐かしい洋食屋さんだ

Oくんはすでにメニューを決めているようだ。ランチのBセット、ハンバーグと焼肉
だ。僕はやはりここが洋食屋さんということで、ケチャップライス、ハンバーグ、オムレツの「洋食セット」にしてみる。
想像以上。いいかんじ!

これがOくんチョイスのBセット

Oくんのハンバーグも焼肉もうまそー。これで650円ならコスパは最高!
ケチャップライスが懐かしくて泣けてくる味だ

こちらが洋食セット 800円

洋食セットもいいね。ケチャップライスがよく炒められている。厨房を見たら、中華鍋でしっかり炒めていたようだ。オムレツもハンバーグも昔ながらの味わいだ。最近は、こういう店、少なくなってきたよね。大人のお子様ランチ的なかんじで、うれしくなってくる。

というわけで、武蔵境駅まで歩き、今回の散歩は終了。

■九州GTラーメン→閉店

■丸幸 (まるこう)
東京都武蔵野市境2-14-12
11:30~15:00
18:00~23:00
定休日;火曜日

■にな川
東京都武蔵野市境南町3-1-6
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