不規則動詞現在形のnousとilsの活用をしっかり見直す!

直説法現在形の活用を覚えたら、次のステップとして異なる時制の動詞を覚えていきましょう。仏検4級にスポットをあてると、動詞としては、5級の内容にプラスして、「複合過去、半過去、単純未来、代名動詞」といった直説法の動詞、3級になるとこれらの動詞に「条件法現在と接続法現在」が加わります。

まずは、4級の段階で必要となってくる「直説法半過去」ですが、この動詞活用の語幹は、être以外は直説法現在の nous の活用と同じになります。「直説法半過去」の活用語尾は、主語に合わせて-ais,-ais,-ait,-ions,-iez,-aientと規則的に変化するので比較的覚えやすいのですが、語幹となる不規則動詞の直説法現在nous の活用が曖昧なために、活用形が作れないという方が少なからずいらっしゃいます。

また、3級で登場する接続法現在形の語幹は、多くの場合直説法現在3人称複数形のils, ellesの活用をもとにして作ります。直説法現在形のnousとilsの活用は、会話ではonが多用されることによって曖昧なままになっている方も結構いらっしゃいしますが、こうした時制を作るときに避けて通れない重要な活用であり、しっかり覚えておく必要があります。

単純未来の語幹を制する!

「単純未来形」は、語尾の活用が-rai,-ras,-ra,-rons,-rez,-rontと直説法半過去と同じように規則的ですので、一見簡単そうではあります。しかし、実際のところ、不規則動詞の場合、半過去の語幹のように、直説法現在形の活用を利用することもできず、多くの場合一つ一つ暗記していかなければなりません。そのため、全ての活用ではなくとりあえず語幹を覚えるためにJeの活用だけでもしっかり覚える!というスタンスで頑張って暗記しておきましょう。

大変ですが、ここをクリアすると単純未来と語幹を同じくする「条件法現在形」の作り方が簡単になります。しっかりと覚えた単純未来の語幹部分に、直説法半過去の後半部分をくっつければ、条件法現在が完成!頑張った分、応用がきくようになるのでその後のお勉強がグンと楽になりますよ。

フランス語の動詞活用といえば語尾の活用に意識を集中して一生懸命覚える方が多いのですが、実際は、語尾は規則的であるため比較的覚えやすく、不規則な語幹が覚えきれていないというパターンが多くみられます。ご自分の動詞暗記レベルが記事のどのあたりかということを確認しつつ、少しずつステップアップしていってくださいね!

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