和風イタリアン

シチリア風いわしのサクサクパン粉焼き

ふわふわないわしとサクサクなパン粉の食感はクセになるほどベストマッチな組み合わせ。口の中に入れた瞬間、しその香りと梅干しの風味が鼻を抜けていき、アンチョビのうま味が口の中にいっぱい広がり、和とイタリアンの融合に酔いしれます。是非作ってみて下さいね。

青木 敦子

執筆者:青木 敦子

調味料ガイド

シチリア風いわしのサクサクパン粉焼き

所要時間:30分

カテゴリー:メインのおかずパン粉焼き

作り方のポイント

3枚におろしたいわしに塩、胡椒をし、しばらく置いておきます。
小麦粉をまぶしたら、置かずにすぐに焼くようにして下さい。
しばらく置いてから焼くと、魚から出てきた水分を小麦粉が吸ってぬめりが出て、おいしさが半減します。
パン粉をキツネ色になるまで空炒りしたら、火から外してオリーブオイルを加えるようにして下さい。そうする事によって、オリーブオイルのフルーティーさが残り、そのフルーティーさがアクセントになります。

和風イタリアンの材料(2人分)

パン粉焼きの材料
いわし2尾
塩こしょう適量
小麦粉適量
オリーブオイル大さじ3杯
ニンニク1片
唐辛子1/2本
アンチョビ2枚
しそ2枚
梅干1個 (塩分8%)
100ml
パン粉大さじ3杯
黒ごま小さじ1/2杯

和風イタリアンの作り方・手順

パン粉焼きの作り方

1

ニンニクはスライスし、唐辛子は種を取り除き、梅干しは種を取り除き細かく叩き、黒ゴマは軽く刻んでおきます。<br />
ニンニクはスライスし、唐辛子は種を取り除き、梅干しは種を取り除き細かく叩き、黒ゴマは軽く刻んでおきます。

2

いわしの頭を切り落とします。
いわしの頭を切り落とします。

3

お腹に6センチ程度の切り込みを入れ、腹わたを取り除きます。
お腹に6センチ程度の切り込みを入れ、腹わたを取り除きます。

4

水で綺麗に洗い流し、水気を拭き取ります。
水で綺麗に洗い流し、水気を拭き取ります。

5

頭の方から中骨の上に包丁を入れます。骨の感触をプチプチ感じながら、尾まで切り下げ、尾の部分で切り離します。							<br />
中骨が残った方も同様に、中骨の上に包丁を入れて切り下げ、3枚におろします。<br />
頭の方から中骨の上に包丁を入れます。骨の感触をプチプチ感じながら、尾まで切り下げ、尾の部分で切り離します。
中骨が残った方も同様に、中骨の上に包丁を入れて切り下げ、3枚におろします。

6

左に腹骨がくるようにおき、包丁を寝かせて血合いなどをすき取ります。
左に腹骨がくるようにおき、包丁を寝かせて血合いなどをすき取ります。

7

いわしの両面に塩、胡椒を振り、茶漉しで小麦粉をまんべんなくまぶします。
いわしの両面に塩、胡椒を振り、茶漉しで小麦粉をまんべんなくまぶします。

8

フライパンにオリーブオイル(大さじ1杯)を加えて、中火にかけます。温まったら、7)のいわしを皮目から入れて、焼き色が付くまで焼き、裏返し火が通るまで焼き、取り除いておきます。
フライパンにオリーブオイル(大さじ1杯)を加えて、中火にかけます。温まったら、7)のいわしを皮目から入れて、焼き色が付くまで焼き、裏返し火が通るまで焼き、取り除いておきます。

9

8)のフライパンにオリーブオイル(大さじ1杯)を足し、ニンニク、唐辛子、アンチョビ、梅干しを加えて弱火で炒めます。
8)のフライパンにオリーブオイル(大さじ1杯)を足し、ニンニク、唐辛子、アンチョビ、梅干しを加えて弱火で炒めます。

10

9)に水を加えて、トロミが付くまで煮詰めます。
9)に水を加えて、トロミが付くまで煮詰めます。

11

別のフライパンにパン粉を入れて、中火でキツネ色になるまで空炒りします。火を止めて、オリーブオイル(大さじ1杯)を加えて馴染むまで混ぜ、しそを加えて混ぜ合わせます。
別のフライパンにパン粉を入れて、中火でキツネ色になるまで空炒りします。火を止めて、オリーブオイル(大さじ1杯)を加えて馴染むまで混ぜ、しそを加えて混ぜ合わせます。

12

お皿にいわしを盛りつけ、その上に10)のソースをかけ、11)のパン粉をのせて、最後に黒ゴマを振りかけます。
お皿にいわしを盛りつけ、その上に10)のソースをかけ、11)のパン粉をのせて、最後に黒ゴマを振りかけます。

ガイドのワンポイントアドバイス

いわしは、購入時にお魚屋さんやスーパーのお魚コーナーでお願いすれば3枚におろしてもらえるので、おろした物を購入しても良いと思います。お魚類は、塩を振ってから、20分程度、置いて調理する事をオススメします。そうする事によって、生臭みも抑えられ、身が締まって弾力が出てきますし、うま味が増します。身崩れも防げますので、失敗しにくくなります。いわしに小麦粉をまぶす時に茶漉しを使った方が、均等にまぶせますが、茶漉しが無い場合は、小麦粉をまぶした後に、軽く叩いて余分な小麦粉を払い落すようにすると均等にまぶせます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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