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長距離フライトの快適な過ごし方!水分補給・飲食のコツ

長距離フライトの飛行機の中ではどうも身体がだるい、重いという方必見!もしかすると水分補給や機内食を見直してみると改善するかもしれません。ここではCA直伝、長距離フライトでも疲れない快適な過ごし方、飲食のコツをお伝えいたします。

清水 裕美子

執筆者:清水 裕美子

スキンケア・コスメガイド

長距離フライトの快適な過ごし方! 飲み物・機内食、意識していますか?

長距離フライトの快適な過ごし方!水分補給・飲食のコツ

機内を快適に過ごすための飲食のポイント

「旅行は好きだけど、機内ではどうも疲れてしまう」という声をよく耳にします。確かに機内は気圧が低く、極度に乾燥しています。さらに海外旅行などの長距離フライトでは、狭い座席で長時間過ごさなければならないので、身体が疲れるのも無理ありません。身体が疲れるのも無理ありません。しかしそれは何の対策を施さなかった場合。機内での過ごし方のちょっとしたコツをつかむだけで、身体も疲れにくく機内がグンと快適になります。

乾燥対策や睡眠対策などを意識している方は多いかもしれませんが、機内での飲食を意識している方は少ないように見受けられます。特殊な環境の機内で通常と同じように食べたり飲んだりしていては身体にとっては大きな負担になってしまいます。ここではCA直伝の機内で疲れず快適に過ごすための「食べ方、飲み方のコツ」を伝授いたします。
 
<目次>
 

長距離フライトで摂るべき水分量……機内で出される水だけでは、足りない!

機内ではいつも以上に水分補給が必要

機内ではいつも以上に水分補給が必要

まず機内での飲食を語るうえで最も大切な「水分補給」についてお話します。一般的に私たちが一日に必要な水分量は2~3リットル、そのうち飲料水から取るのは1~1.5リットルと言われています。

しかしこれは地上で普通に生活している場合のこと。機内は湿度20%以下、長距離路線などになると10%以下という極度の乾燥状態になります。そんな環境で息をするたびどんどん水分が奪われていくため、通常と同じ量飲んでいたのではとても足りません。

ではいったいどのくらい水分を摂取すればよいのでしょうか?なんと10時間程度の長距離フライトでは、最低およそ2リットルは必要と言われています。しかもこの場合の水分とは純粋なお水のこと。アルコールやコーヒー、紅茶などカフェインの含まれるものは体内の水分を排出し、逆に水分を奪ってしまうのでこの中に含めません。

しかし実際機内で出されるのは海外旅行などの長距離フライトであっても500mlのペットボトル1本程度。残り1.5L分は自主的に摂取しなければなりません。機内のコップ1杯150mlとして10杯は飲まなければならない計算になります。そんなに何度も頼むのも大変ですし、機内には必ず自分でペットボトルのお水を持ち込むことをおすすめします。(国際線の場合は手荷物検査を通過してから購入してくださいね!)
 

長距離フライトで効率的な水の飲み方のポイント2つ

効率的な水分補給のポイント

効率的な水分補給のポイント

機内での水分補給の大切さをお話してきましたが、ただたくさん飲めば良いということでもありません。効率的な水分補給のポイントを2つお伝えします。

まず一つ目は常温の水を飲むこと。冷たい水だと身体を冷やしてしまうので血行不良や冷えにつながってしまいます。機内の飲み物は基本的に全て冷蔵庫で冷やしてあるのでその点でも自らペットボトルの水を持ち込むことをおすすめします。

二つ目はこまめに少しずつ飲むこと。一度に吸収できる水分量には限度があるので、コップ1杯の水を何度にも分けて飲むのがおすすめです。CAも機内のキッチンに入るたび10分おきくらいにちびちび飲むのが習慣になっています。
 

長距離フライトでの機内は「地上の3倍」酔っ払いやすい!

機内でお酒を飲むときの注意点

機内でお酒を飲むときの注意点

水分は地上より多めに摂取した方が良いというお話をしましたが、アルコール類に関しては真逆です。機内の気圧は地上の8割程度、富士山の5合目くらいの気圧です。そのためアルコール分解速度が遅くなり酔いが回りやすくなるのです。機内という非日常の雰囲気、旅行という解放感によってお酒が進みやすいのでさらに要注意。「いつもこれくらい飲めるから」という感覚でいると酔いつぶれせっかくの旅行が台無しになってしまいます。

実際CAはそのようなお客様をたくさん見てきているので、お酒の怖さをよく知っています。機内でお酒を飲むときは嗜む程度に、最大でも通常の1/3程度にしておくことをおすすめします。
 

長距離フライトでの食べ過ぎはだるさの原因に

機内での食べ過ぎは肥満やだるさに直結

機内での食べ過ぎは肥満やだるさに直結

次は機内の食べ物のお話です。機内では機内食の他におつまみやお菓子などフリータイムにつまめるものや、搭乗クラスによってはいつでもオーダーできる軽食類などがあります。機内では特にやることもないので手持無沙汰になりついつい何か口に入れたくなってしまうのですが、これも要注意。機内ではほとんど動かず座っているだけです。カロリーもほとんど消費していないはずです。いつもより運動量が少ないのにいつも以上に食べていれば胃腸にも負担がかかりますし、消化しきれず身体がだるくなったりむくんだりしてしまいます。

さらに国際線を利用する海外旅行などでは食事の時間が日本時間の深夜に及ぶことも。そうなるとよりカロリーを吸収しやすくなってしまいます。出されるものを全て食べるのではなく、自分の身体と相談しながら賢く食事を楽しみましょう。

いかがでしたでしょうか。どれもほんのちょっとした心がけでできることばかり。ぜひ次の出張や旅行から取り入れてみてください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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