GTCメモ ―「お話しの地図」―

それでは、GTCメモの作り方について解説します。

人と会話をしていると、ついつい脱線したり、言いたいことを忘れてしまったり、
緊張してしまったりで、会話の目的を見失うことがたびたびあります。
そのようなことのないように、メモを事前に作ることが成功の近道です。

私はこのメモを、「お話しの地図」と呼んでいます。

・G goal   (自分の目的)
・T target (相手が得たいもの)
・C connect(2つをつなぐアプローチ)


■Goal (自分の目的)
Gの「自分の目的」は簡単です。「~を売りたい」「~を知ってほしい」など、自分の望み、目的です。会話には必ず意図があります。「ただ暇だから何となく~」という人は別として、ご自分の話しの目的(ゴール)を明確にしておきましょう。例えば、不動産営業のAさんであれば、「不動産を売って、営業成績を上げたい」「お客様のニーズにこたえたい」がG(自分の目的)となります。

■Target(相手が得たいもの)
T(相手の得たいもの)はしっかりと分析しておかなくてはなりません。なぜなら、相手にとってGは他人事だからです。相手を動かすためには、自分事として捉えてもらえるような仕掛けが必要になります。ここがGTCの要(かなめ)です。

例えば、不動産を買いたいと思っている人には、
  • 居住用に不動産を探している人なのか、
  • 投資用に探している人なのか、
  • 節税対策に探している人なのか、
  • 相続対策を考えている人なのか、 など
相手が得たいもの(T)により、2つをつなぐアプローチ(C)が変わってきますので、しっかりと見定めることが肝心です。

■Connect(GとCをつなぐアプローチ)
Tが投資用に探している人の望みであれば、「空室対策」や「駅近で需要が高い」「賃貸相場が上昇している」「利回りの良さ」など、投資メリットを感じてもらえるようなフレーズをCに書き込みます。

以上がGTCメモです。
次のページでは最後のステップをご紹介します。
自分だけのエレベーターピッチを完成させます。