洗面脱衣室のプランはライフスタイルによって異なる

限られたスペースに収納を確保することができる洗面化粧台。[エスクアLS]undefinedundefinedTOTOundefined https://jp.toto.com/

限られたスペースに収納を確保することができる洗面化粧台。[エスクアLS]  TOTO

洗面脱衣室プランは、家族構成やライフスタイルなどによって異なります。一般的に多くみられるのが、洗面と脱衣の場としての機能に、洗濯機を置き洗濯室の役割を持たせるプラン。また、お化粧や身だしなみのしやすい機能を必要とするケースも増えてきています。使い勝手のいい洗面脱衣室をプランニングするには、求める役割を明確にした上で、空間のつくりを検討し、適した設備機器を選ぶことが大切です。

Point1.必要な機能の優先順位を明確にする

プランニングの際には、わが家に必要な機能の優先順位を明確にすること。たとえば、洗面と脱衣のみの空間であれば、洗面の基本的な機能に着替えやバスタオルの収納などを設けておけば使いやすいでしょう。洗濯室の機能を加えるならば、洗濯機はもとより、洗剤やハンガーなどを収納するスペースも必要になってきますし、洗濯物干し場への動線を考慮したプランとすることも重要なポイントです。

また、洗面台でお化粧もするのであれば、細かな化粧品の収納や使いやすい鏡や照明、椅子などがあると便利でしょうし、窓からの明るさも確保しておきたいものです。

すっきりと清潔感のあるインテリアで、浴室とコーディネート。[エルシィ]undefinedLIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

すっきりと清潔感のあるインテリアで、浴室とコーディネート。[INAX エルシィ] LIXIL

Point2.住まい全体の間取りと同時に、必要な広さの検討を

洗面脱衣室に限りませんが、空間のプランを考える際には、住まい全体の間取りと同時に検討していくことが基本。隣接する浴室はもちろん、トイレやキッチンなどの水まわりなどの配置、生活動線や家事動線を考慮することが大切です。

洗面脱衣室の広さは、プランニングにもよりますが、たとえば、平均的な1坪であれば、洗面化粧台と洗濯機、ある程度の収納スペースを確保することが可能です。1.25坪程度ならば、広めの洗面化粧台、ゆとりある収納スペースをプランニングすることができるでしょう。家族構成や使い方に合わせてスペースを確保することが大切です。

たとえば、家族が多く朝の身支度などで混雑するのであれば、カウンターを広めに取ったり、洗面ボウルをふたつ設けるスペースを確保して。洗濯物を干す場所としても利用したいのであれば、空間にゆとりを持たせたいものです。

ふたつの洗面ボウルをプランニングした、ゆとりを持たせた空間。undefined[ルミシス]undefinedLIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

ふたつの洗面ボウルをプランニングした、ゆとりを持たせた空間。 [INAX ルミシス] LIXIL
 

Point3.空間に必要な設備機器を選ぶ

洗面脱衣室に必要な設備としては、洗顔や歯磨きのために、水栓金具や洗面ボウル、鏡などが基本となるでしょう。これらを組み合わせた洗面台、お化粧や身だしなみのしやすい機能をプラスした洗面化粧台を取り入れるケースが多く、各メーカーからは、空間の広さや間口サイズに合わせて、さまざまな商品が豊富に揃っています。

もちろん造作で、木製や人工大理石、タイルなどのカウンターに洗面ボウルを設置し、鏡を設ければ、オリジナルの空間を実現することも可能です。また、洗濯機を設置するための洗濯パンや必要に応じて室内物干しなども取り入れてもいいでしょう。

Point4.清潔さを保ち掃除のしやすい内装材を選ぶ

石目柄のフローリングでモダンな中にも清潔感を。[床材 aアーキスペックフロアーA 石目柄 施工例]undefinedパナソニック エコソリューションズundefinedhttp://sumai.panasonic.jp/

石目柄のフローリングでモダンな中にも清潔感を。[床材 アーキスペックフロアーA 石目柄] パナソニック エコソリューションズ

洗面脱衣室の床や壁材には、清潔さを保つことができ、掃除のしやすい素材を選ぶこと。床材には、耐水性や耐薬品性、耐傷性などを持つもの、素足になる脱衣の場なので、足触りのいい、滑りにくくクッション性のある素材を。洗濯の場としては、水に強いことはもちろん、 汚れにくくお手入れが簡単な素材を取り入れてもいいでしょう。

一般的な住宅で多く用いられている、複合(複層)フローリングにも水まわりに適するタイプが揃っています。塗装等の加工によって耐水性や汚れ防止、耐傷性などが高められたもの、洗剤や漂白剤などに耐えられる性能を持ったものなどもみられます。また、耐水性に優れ、汚れも付きにくく落しやすいクッションフロア(CFシート)も、リフォームなどでは広く用いられています。適度な弾力性があるのがメリットでしょう。

Point5.湿気がこもらないような換気計画を

欄間部分の開閉によって風の通り道を生み出すことができる。 [ラフォレスタ 室内ドア JH ランマ付]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

欄間部分の開閉によって風の通り道を生み出すことができる。 [ラフォレスタ 室内ドア JH ランマ付]  YKK AP

洗面脱衣室は換気も重要なポイントです。浴室と合わせて換気扇をプランニングすると同時に、窓や扉にも配慮しておきたいものです。効果的な通風を確保できる場所、形状の窓を設けることがポイント。また、室内扉は、開放しておきやすい引戸、通風機能を持つタイプを取り入れてもいいでしょう。扉自体にルーバーが取り入れられたもの、欄間(ランマ)部分が開閉できる建具などもみられます。

Point6.使い勝手を左右する収納プランは綿密に

さまざまな役割を持つ洗面脱衣室は、収納のプランニングによって使い勝手も大きく変わるものです。プランニングに合わせて、造作で物入れや棚などを設けたり、豊富な収納ユニットが用意された洗面化粧台を利用してもいいでしょう。限られた空間の洗面脱衣室なので、デットスペースを作らないように効率的なプランニングを。収納するモノをリストアップして、出し入れしやすい収納スペースを確保することが大切です。

石鹸、シャンプーなどはもちろん、洗濯洗剤や浴室洗剤など、使用するモノだけでなくストック分の収納スペースも確保しておきたいもの。タオルや下着類、パジャマなどのスペースも必要でしょうし、脱衣(汚れモノ)の一時収納も確保しておくと使い勝手もいいでしょう。

Point7.心地よさや使い勝手をアップするアイテムを取り入れても

一年を通して快適な空間となるように計画したい。壁掛けタイプのセラミックヒーター。[脱衣所暖房衣類乾燥機undefined換気扇連動形]undefinedパナソニック エコソリューションズundefinedhttp://sumai.panasonic.jp/

一年を通して快適な空間となるように計画したい。壁掛けタイプのセラミックヒーター。[脱衣所暖房衣類乾燥機 換気扇連動形] パナソニック エコソリューションズ

より快適な洗面脱衣室にするには、冬場の寒さを和らげる暖房プランも検討しておきたいもの。特にご家族に高齢の方がいらっしゃる場合には、脱衣時に、他の居室スペースとの温度差によって、健康を害すること(ヒートショック)もあるので充分な配慮を。室温が均一な床暖房や素早く温まる温風式の足元暖房などもいいでしょう。その他、バスタオルを乾かすことができる機器なども、あると便利なアイテムのひとつです。

Point8.設備機器はショールームで。空間展示を参考に

洗面脱衣室は、限られた空間の中に、多くの機能が求められるスペースです。設備機器のショールームでは、浴室(システムバス)と隣接させた洗面室の空間展示も多くみられるので、空間の広さやつくり、設備機器の取り入れ方など参考にするといいでしょう。洗面化粧台などは、実際に開閉したり操作するなどして確認すること。水まわり全体で、家族構成やライフスタイル、安全性や快適性、清掃性に考慮してトータルにプランニングすることが大切です


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