「ヒット商品」がずらり、意外なランクインも

ジェルボール洗剤

第4位にランクインしたジェルボール洗剤で洗濯も楽しく

毎年、年末になると各方面から注目を集める「ヒット商品ベスト30」が今年も日経トレンディから発表された。 さっそく2014年のランキング上位を見ていきたい。

第1位  アナと雪の女王
第2位  妖怪ウォッチ
第3位  ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
第4位  ジェルボール洗剤
第5位  Ban汗ブロックロールオン
第6位  伊右衛門 特茶
第7位  TSUM TSUM
第8位  クロワッサンドーナツ
第9位  格安スマホ
第10位  アベノハルカス

「アナと雪の女王」「妖怪ウォッチ」「USJのハリー・ポッター」が上位にランキングするのは、誰もが納得するところだろう。意外なところでランクインしたのが、第4位のジェルボール洗剤。これはまさに2014年の象徴的な存在と言える。そこで、ジェルボール洗剤を主な例として、2014年の流行について解説してみたい。

ジェルボール洗剤が売れる理由

ジェルボール洗剤。やわらかい透明ビニール素材のようなものに洗剤が入っている。一つ一つの梱包が一回あたりの洗剤量になっており、独特の感触を持つ。ずっと昔から洗剤は存在したし、洗剤の差別化ポイントもそうそうないように思われる。ではなぜ今、ジェルボール洗剤が売れているのだろうか。

その理由は、以下、当たり前とも思える2点に集約できる。

1)他の洗剤よりよく洗える
2)量をスプーンではかり、投入口にそっと入れる必要がない。粉漏れも液ダレの心配もない。便利。

このように、当然ながら洗濯をするならしっかり洗える方が良いという「ニーズ」を満たしただけでなく、手間や不安を減らすという「ベネフィット」をユーザーに提供したのだ。従来の液体洗剤に比べて、価格面では安くはない。ただ、価格面以上に魅力的な「品質」と「便利さ」を提供したため、ジェルボール洗剤はよく売れたのだ。

では、単に売れるだけではなく、ジェルボールが「トレンド」にまでなった理由とはなにか。

>>>次のページでジェルボール流行の理由を解説します。