ガソリン代、車検、駐車場代、自動車税等、自動車保険料、修理代などの車の維持費。円安や原油高のたびに家計が火の車になっては楽しめません。カーライフにゆとりを与える自動車保険料を抑えるコツをマスターしましょう。

車の維持費はボディタイプにより月1万円以上の格差

まずは、気になる車の維持費の相場についてご紹介しましょう。ソニー損保が全国の18歳以上59歳以下の車を運転する男女に対して行ったインターネットリサーチ(2014年 全国カーライフ実態調査)によると、1か月あたりの車の維持費(自動車税、ローン返済、有料道路通行料を除く)の全国平均は1万5800円。1年間で約19万円、10年で190万円、20年で379万円の出費となります。

<図表1:車の維持費>
出所:ソニー損保「2014年全国カーライフ実態調査」

出所:ソニー損保「2014年全国カーライフ実態調査」

さらに詳細な統計データをみると、ボディタイプによってかかる費用にばらつきがありました。もっとも費用がかからないのは軽自動車(月平均1万2700円)。次いで、コンパクトカー(1万5500円)、セダン(1万7100円)、ミニバン(1万8500円)、ステーションワゴン(1万8900円)と続きます。もっともコストがかかるのはSUV・クロカンの2万3900円。軽自動車よりも1万1200円コスト高になります(図表1参照)。買替時にライフスタイルにあったボディを選ぶことも節約の1つといえます。

自動車保険を比べて選ぼう

ボディによってかかる維持費が違うと言っても、好きなSUVをやめて軽自動車にするのは抵抗がある。家族が多いからステーションワゴンは外せない。そんな人に特にチャレンジしてほしいのが自動車保険の見積もりです。

複数の保険会社で見積もりをとるとよくわかりますが、同じ条件であっても、会社ごとに保険料は違います。条件や保険設計の内容にもよりますが、年払保険料が1~2万円程度変わることも珍しくありません。20等級、47歳、東京都在住の坂本さん(仮名)が4社で見積もりをとった結果はこちらです。

<図表2:自動車保険料比較>
自動車保険料比較

 

※前提条件:20等級、47歳男性、東京都在住、事故有係数適用期間0年、運転免許証の色=ゴールド、本人・配偶者限定特約(他の運転者=妻=45歳)、トヨタアルファード(ATH20W)、日常・レジャー使用、年間走行距離7000km、対人・対物賠償=無制限、人身傷害補償=5000万円(車内のみ補償)、車両保険=一般、保険金額515万円、免責金額5-10万円(車体車免ゼロなし)。
※インターネット割引や証券ペーパレスによる割引がある場合はそれらを適用した金額になっています
※2014年11月7日に各社サイトで試算した結果をもとにガイド作成

各社で異なるリスク細分

なぜ、このような結果になるのでしょうか。ヒントはリスク細分にあります。

自動車保険は「等級」「免許証の色」「年間走行距離」「年齢」「地域」「使用目的」などのリスクに応じて保険料が設定されています。これらのリスクを採用する・しない、リスクごとの分け方、料率は保険会社で決めることになっています。

インターネットを使えば、簡単に自動車保険料の試算をとることができます。名前や住所、電話番号などの個人情報を入れなくても保険料は調べられます。現在の保険料とどれくらい違うのか、一度試してみませんか?また、見積もりを工夫することで、さらに保険料を抑えることもできます。保険料試算をする際に気を付けたいポイントを3つ紹介します。