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どうしたらいいかわからない!彼氏と続けるべきか別れるべきかの境目

つきあって数年になる彼氏と、結婚するか、どうしたらいいかわからない……。片思いの彼とこちらから告白してつき合い出したものの、半年経っても、彼の気持ちがわからない。そんな、続けるか別れるか。どうしたらいいのかわからないというお悩みについて考えてみました。

執筆者:藤嶋 ひじり

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どうしたらいいかわからない!彼との関係で考えるポイント

どうしたらいいかわからない 彼氏と続けるべきか別れるべきかの境目

どんなカップルにも「迷い」はあります。いつも軸としたいのは「自分の気持ち」

「つきあって3年。このままつきあうべきかどうかわからない 「片想いだった彼に気持ちをぶつけて『別にいいよ』で始まった恋。大好きだからがんばって尽くしているけど、彼からデートに誘ってくれない」 二人の関係が行き詰まったとき、どうしたらいいのでしょうか。ケース別に考えるべきポイントを挙げてみましょう。
   

1:彼氏は結婚をためらっている

30代半ば。結婚にも子育てにも興味があるけれど、つきあっている彼は「養えるだけ稼げていない」ことを理由に結婚はしたくないみたい。そんな状態で「別れる」か「続ける」かを迷っているのなら、まずは、あなたが「どのぐらい彼を好きか」をよく考えてみて。

*「どうしても彼じゃなきゃ!」
そう思うのなら、「お金のことなら心配しないで! 私も働くから、いっしょにがんばろう」と逆プロポーズすることを、お勧めします。養ってもらうことはあきらめなければなりませんが、一緒に暮らすことで家事が分担できますし、二人が幸せに支え合っていけば、運気が変わることもありますよ。

*「彼じゃなきゃ」というほどの想いじゃないかも
彼と続けている理由が「惰性」のような気がする……というのなら、思い切って別れてみるのも方法です。結婚して子どもを産み育てることも、とても楽しくてやりがいのあることです。ひとりになるのは寂しいかもしれませんが、手放すと新しい出会いが入ってくるもの。婚活に切り替えてみましょう。

 

2:大好きな彼の気持ちが分からない

仮にダメ男だとしても、好きな気持ちを簡単にやめるのは難しい。そんなときは相手に詰め寄るより、まず自分と向き合い心をデトックス

仮にダメ男だとしても、好きな気持ちを簡単にやめるのは難しい。そんなときは相手に詰め寄るより、まず自分と向き合い心をデトックス

こちらの想いをぶつけているのに「別にいいよ」という彼。あなたを大切にするつもりがあるのなら、決して言わない台詞のはずです。二人の関係を確実なものにしようとしない彼は、恐らく、彼自身が大きなトラウマを抱えている可能性があります。

どんな人にもコンプレックスはありますし、どんな人にも乗り越えていないトラウマはあるものです。

とはいえ、誰かとの関係に責任を持ちたくない発言というものは、自分自身のことを受け入れられていない証拠とも言えますし、母親や、元カノ(元妻)に裏切られたことがあるなど、「女性」全体に対する不信感を持っている可能性もあります。

そんな心の状態の彼に、「私とのこと、どう思ってるの?」と詰め寄っても、きっと、彼にとっては大きな負担のはず。そして、そんな彼を選んでしまったあなた自身にも、「自分に自信を持てない理由」があるのかもしれません。

彼に詰め寄ったり別れを匂わせたりする前に、自分の整理をしましょう。
  • こんな私のこと好きになってくれた
  • どうせ私なんて
  • 二度と私のことを相手にしてくれる人とめぐり合えないかも
そんなふうに、ご自身のことを思っているのなら、自己肯定感が低いということです。

 
□両親が厳しかった
□「努力家」「真面目」「いい子」を目指してきた
□がんばらなければ認めてもらなかった
別れるか続けるか。選択のポイントは「笑顔」。彼と続けても「笑顔」になれない日々が多いなら、考え直すタイミングかも

別れるか続けるか。選択のポイントは「笑顔」。彼と続けても「笑顔」になれない日々が多いなら、考え直すタイミングかも

こんなことに身に覚えがあるのなら、セラピーやカウンセリングのサポートを受けてでも、しっかり自分と向き合ってみましょう。あなたが変われば、彼も変わるかもしれません(借金や浮気は治らないこともあります)。

彼のために「我慢」をして尽くし続けたり、彼に詰め寄ったりするのはNGです。彼はきっと、心にゆとりが無く、自分と向き合うことをあきらめている人です。それでも彼といっしょがいいのなら、長期戦でがんばる覚悟がいるでしょう。いずれにしても、彼が自分で「自分を変えたい」と思わない限り、彼が変わることは無いはずです。

まず、自分が変わったうえで、再度、二人の関係を見直してみましょう。別の角度から、少し客観視できるはずです。

 

「彼を変えよう」としない 努力すれば報われると思わない

すべてに通じるのは、「彼を変えよう」としないこと。二人の関係が行き詰まったなら、まず、自分が変わる必要があります。

他人と過去は変えられないが
未来と自分は変えられる


という言葉の通りだと思います。人が「変わろう」とするのは、周囲に何か言われたからではなく、本人のなかで大きなショックを体験したときのはずです。

また、一生懸命努力すれば想いが伝わると思っている人は、「がんばる」ことを親に求められていた人。でも、恋愛関係や、友達関係で、「がんばらないと愛してもらえない」という条件付きの愛情は、続きにくく深い関係を築くのは難しいものですし、ありのままで愛してくれる人は、きっと他にいるはずです。二人でがんばることも大切ですが、「与える愛」だけでは、虚しくなるのは当然です。想いは循環してこそ、満たされるものです。

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