歯ぐきの腫れは虫歯菌や歯周病菌などの細菌感染によって、炎症を伴うことで起こることがほとんどです。腫れは内部に膿が溜まりやすいため、切開して膿を出し、抗生物質などを内服して炎症を少しでも抑えてから、膿の原因となっている歯石表面の細菌や歯などを取り除く機械的処置を行っていきます。


第5位 痛みを感じなくなった虫歯

根先性歯周炎

虫歯が進行すると根の先に膿がたまり突然腫れることがある

虫歯ができたからといってすぐに歯ぐきが腫れることはありません。そのため、比較的長期間放置してしまい、歯がボロボロになってしまった状態あたりから急に歯ぐきが腫れ出すことが多いようです。

症状としては、初期は水がしみたり時々痛くなったりする。中期では、歯がズキズキ痛みが出たり落ちついたりを繰り返す。大きく腫れる前には歯の痛みがほとんどなくなり、一度落ち着いたように見えますが突然腫れてしまうこともあります。歯に明らかに穴が空き、舌で穴を感じられるぐらいの大きな虫歯なのに、痛みも感じなくなった虫歯があれば要注意です。


第4位 普段より強い口臭

口臭があれば歯ぐきが必ず腫れるといったものではありませんが、普段から口の中に原因があるような口臭の場合には、すでに多くのプラークが歯周ポケット内に存在している可能性が高く、それだけでも歯ぐきが炎症を起こしやすい環境にあると言えます。そして腫れなどの急性炎症が起こると出血や膿が出てくるようになり、さらに強い口臭が発生するようになるのです。普段より強い口臭が発生した場合には、もしかしたら歯ぐきが大きく腫れる炎症を起こし始めている可能性も考えられます。


第3位 歯の間に物がはさまりやすい

歯と歯の間がゆるくなったり、歯が噛み合わせの力で少し移動してしまったり、虫歯ができたりすると、繊維質などが歯に物がはさまりやすくなります。物が詰まって気になる状態であっても、そのまま放置してしまうと次第にその状況に慣れ、取り除かなくなるため、食事をするたびに新しい繊維質などが次々に押し込まれていきます。

するとプラークなどの活動も活発となり、歯ぐきが炎症を起こし大きく腫れることがあるのです。すでにものがはさまりやすい場合には、詰まったものを歯間ブラシや楊枝などで取り除いてください。その時に出血して水がしみるようになっている場合には、すでにかなりの食べカスが押し込まれていた可能性があります。大きく腫れる前に早めに治療を開始することが大切です。


第2位 繰り返す小さい腫れ

大きな腫れは忘れた頃にやってくる……。でも地震と違って前触れもなくいきなり腫れることは意外に少なく、余震としての小さな腫れを繰り返していることが多いのです。この小さな腫れは少し経つと落ち着くため、腫れは時間が経てば自然に治ると思い込んでしまうのです。そして根本的な治療を先送りにしていく傾向があります。

はじめは小さな腫れでも、徐々に炎症の原因が進行して規模が大きくなるため、放置が続けば大きな腫れが起こることにつながります。このため小さな腫れが起きたらすぐに治療を開始するか、しっかりと診断をしてもらうことが大切です。


第1位 歯の違和感

歯ぐきが突然腫れる前に感じられる自覚症状で、最も多いのが歯の違和感です。違和感というと曖昧な感じがしますが、噛むとなんとなく痛い感じや鈍い痛みがあったり、歯が浮いている感じがするなど、噛み合わせに関連する違和感と考えると良いでしょう。さらに、前歯はなんともないのに奥歯だけ少し変な感じがする、などの違和感も自覚症状として挙げられます。

いつもと違うけれど、我慢できる範囲の変な感覚がある場合には、その後に腫れに繋がることが多いのです。違和感は無視しようとすればできますが、安心するためにも一度かかりつけの歯科医院などで診察を受けることをオススメします。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項