世界的に有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット

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世界一有名といわれるニュルンベルクのクリスマスマーケット。中世の面影が残る旧市街で開かれるマーケットは雰囲気たっぷり

冬のドイツの楽しみといえばアドベント(待降節:クリスマス前の4週間)の時期に開催されるクリスマスマーケット(クリスマス市)。ドイツでは大都市から小さな町まで2500以上ものクリスマスマーケットが立つといわれています。

とりわけ観光客に人気なのはドレスデン(世界最古)、シュトゥットガルト(世界最大)、ニュルンベルク(世界一有名)のドイツ三大クリスマスマーケット。なかでもニュルンベルクのクリスマスマーケットは毎年200万人が訪れるという一大イベントで、ドイツ観光局が実施したアンケート「外国人観光客が選ぶドイツの観光名所トップ100」にもランクインするほどの人気です。
 
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ニュルンベルクのクリスマス市のシンボル、クリストキント。かわいい天使に会えたらラッキー!

クリスマスマーケットはドイツ語でヴァイナハツマルクト(Weihnachtsmarkt)といいますが、ニュルンベルクでは「クリストキントレスマルクト(Christkindlesmarkt)」と呼ばれ、クリストキント (幼子キリスト)の開幕宣言でマーケットが始まります。2年に一度、16歳~19歳の女の子の中から選ばれるクリストキントはこのマーケットのシンボル的存在でみんなの人気者です。

ここでは、中央広場に立つメインのマーケットのほか趣向を凝らした様々なマーケット、美味しい屋台グルメ、お土産にしたいクリスマスグッズまで、ニュルンベルクのクリストキントレスマルクトの見どころを一挙ご紹介。2ページ目では名物ソーセージやビール、レープクーヘンのおすすめ店も登場します!

<DATA>
Nürnberger Christkindlesmarkt2018
開催期間:2018年11月30日~12月24日
開催時間:月~日10:00~21:00 12月24日10:00~14:00
開催場所:Hauptmarkt(メイン会場)ほか
アクセス:ニュルンベルク中央駅から徒歩15分
 

中央広場に立つ、中世さながらのマーケット

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クリスマスグッズなどを売る180もの屋台が整然と並ぶ中央広場

城壁に囲まれた旧市街のあちこちに中世の面影が色濃く残るニュルンベルクでは、まさに中世さながらのクリスマスの雰囲気を堪能できます。クリスマスマーケットのメイン会場となるのは町の中央にある広場ハウプトマルクト(Hauptmarkt)。14世紀に建てられたフラウエン教会をバックに180もの屋台がぎっしりと並ぶ光景は圧巻です。

広場の一角にそびえる黄金の塔は「美しの泉(Schöner Brunnen)」と呼ばれる噴水塔。柵の間に継ぎ目のない不思議な金の輪があって、左に3回まわしながら願い事をすると叶うという言い伝えで有名です。 願い事を他の人に話してしまうと効果がないそうなので秘密にしておいてくださいね。
願い事が叶うといわれる「美しの泉」

願い事が叶うといわれる「美しの泉」

美しの泉のそばにはクリスマス専用の馬車乗り場があります。ノスタルジックな乗合郵便馬車(Postkutsche)から眺めるクリスマスマーケットは旅の良い思い出になりそう。馬車の乗車券は近くに立つ郵便局の屋台で販売(20分3.50ユーロ)。ここではクリスマス特製のスタンプを押してもらえるので、大切な人にクリスマスカードを送ってみてはいかがでしょうか。

現在は「おもちゃ箱」とも「宝石箱」とも称される美しいニュルンベルクですが、第二次世界大戦時に町は徹底的に破壊され壊滅状態に陥りました。戦後は瓦礫の山の中で小屋が立ち始め、クリスマスマーケットが復活したのだそうです。クリスマスマーケットは復興の象徴、市民の希望の象徴でもあったのですね……そう思うと今のこの光景がとても貴重なことに感じられ、みんなの笑顔もさらに輝いてみえます。

次のページでは、他の広場で開かれるクリスマスマーケットやクリスマスグッズをご紹介。屋台グルメやおすすめレストランも登場します!