栗の保存方法!冷蔵・冷凍したら甘くなる!?

やわらかで、ほっくりとした味わいが魅力的な栗。秋になると、ご飯やスイーツ、栗拾いなど、いたるところでお目にかかります。


つやつやで固い皮に覆われているので、保存がきくのではないか、と思われがちですが、大間違い!栗は暑さに弱く、乾燥してしまうと、皮ごしでも水分が抜けてしまい、パサパサになってしまいます。なので、おいしさを保つためにはしっかりとした温度管理と水分補給が大事です。
   

栗を保存する前に……前準備

気になるならお湯で虫退治

気になるならお湯で虫退治

買ってきた栗の場合は問題ありませんが、拾った栗はまだ虫がいる場合があります。水に5分ほど浸けて、陰干ししてから保存しましょう。確実に虫対策をしたい場合は、80度くらいの沸騰寸前のお湯で1分ほど温めてから、水分をしっかりと干してから保存しましょう。



 

栗をポリ袋に入れて冷蔵庫へ

栗の冷蔵保存

栗の冷蔵保存

一番のおすすめが、これ!冷蔵保存です。密閉したポリ袋か紙袋に入れて冷蔵庫で保存します。栗は、寒い環境に置いておくと、甘みが増す特性があります。これは酵素の働きで栗のでんぷん質を分解して、糖分を作り、凍らないようにするためと言われています。なので冷蔵保存することで、甘みがぐっと増します。ある実験によると4日で2倍の甘さに、25日で3倍の甘さになることが分かっています。しかし、これ以上甘くなることはなく、甘さが減ってしまうため25日目前後でで食べることをおすすめします。更にもたせたい場合は、この時点で冷凍してもいいでしょう。

※ポリ袋の場合、ずっと密閉していると蒸れて、カビてしまうこともあるので、3日に1度は袋を開けて、中身を確認しましょう。これで1-2か月保存できます。
 

栗をポリ袋に入れて冷凍庫へ

冷凍保存した栗は圧力鍋で蒸していただきます

冷凍保存した栗は圧力鍋で蒸していただきます

栗を皮ごと密閉できるポリ袋に入れて冷凍保存するのが、一番長く保存できる方法です。この場合は解凍せず、凍ったものをそのまま圧力鍋で蒸していただきます。そのままゆでてしまうと、おいしさが半減してしまうので、気を付けてください。




 

湿らせたおがくず内での栗の保存

おがくずで栗を保存

おがくずで栗を保存

発泡スチロールの箱や、段ボールにポリ袋をかぶせたものに湿らせたおがくずを敷き詰め、そこに栗を保存します。ふた替わりに新聞紙などをのせて、密閉しないようにして、家の中の涼しい場所(あれば冷暗所)に置いておくのがベストです。この方法の保存目安期間は1~2か月です。一度にたくさんの栗を保存できるというメリットがあります。


 

栗を水に浸けたままでの保存

栗の冷蔵保存

栗を水に浸けて保存

冷蔵庫にスペースがなく、おがくずの調達が難しい場合おすすめなのが、水の中での保存です。水に入れることで、乾燥を防ぐことができます。大き目の蓋付き容器に水を張り、そこへ栗を入れて涼しいところで保存します。毎日水を取り替えてあげれば、1-2週間保存できます。




その他、渋川煮、甘露煮などの保存食にする方法、ゆで栗を冷凍保存する方法もあります。栗の数や自宅での保存環境に合わせて、自分に合った方法を取り入れてみてください。

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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。