赤ちゃん誕生で嬉しいはずなのに、なぜかイライラ……

産後の母親と赤ちゃん

赤ちゃんはかわいいのに何だかイライラ……こんな気持ちは多かれ少なかれだれもが感じる

待望の赤ちゃんが元気に誕生した祝福のムードから、自宅での育児が始まると、ポツンと1人取り残されたような気持ちになることも少なくありません。泣いて、飲んで、おしっこやうんちをして、眠るの繰り返しの赤ちゃんは、表情や反応もまだあまり見せないし、家事も思うように進まない……。当然のことだと分かっているけれど、ちょっとしたことにイライラし、イライラする自分にイライラが増幅する悪循環に陥ったり、「幸せなはずなのに何で涙が出てくるんだろう。こんなはずじゃなかった」という気持ちに陥ってしまことも。出産直後は、妊娠中から産後の体へとホルモンバランスも大きく変化し、ただでさえ情緒が安定しない時期です。

しかし赤ちゃんのお世話に明け暮れる毎日の中でも、目の前のことを確実にこなし、目標を持って過ごしていくと、小さな自信の積み重ねにより、1年後、3年後……に振り返ったときに母親としての自分自身や家族の、変化や成長を感じられる時期がやってきます。細切れのように見える時間がふとつながってくる時期は、赤ちゃん誕生後に感じるほど、果てしなく遠いものではないかもしれませんよ。

日常生活の中ですぐできるけど忘れがちなこと

日常生活の中ですぐに簡単に取り組めることというと、意外と後回しにしてしまい、それが大切だったり生活リズムに影響を与えることであることに気づかないことがあります。

家事のルーティーンを優先にやっつけてしまう
家事のルーティーン

ルーティーンを先に済ませてしまうと、1日のリズムが取りやすい

朝食のお皿を洗う、掃除機をかける、洗濯物を干す……。こういった、「ちょっと後でもできる」家事のルーティーンを、あえて真っ先に片付けてしまいましょう。

こういった作業は、1日の後半に押されてしまうと、日中の赤ちゃんのお世話で疲労が蓄積された状態でやることになり、「1日が段取りよく進まなかった」という気持ちが大きくなってしまいます。ちょっと後でもできる目の前の家事を1日の早い時期に終わらせることで気持ちもすっきりします。

■細切れの時間は割り切って休息に専念
赤ちゃんと添い寝

眠れなくても、横になって休むことは体の回復にも大事

新生児期の赤ちゃんはお世話が多い一方で、たくさん眠ります。お世話の合間合間の赤ちゃんが寝ている時間は、「さあ、あれもこれも今のうちに!」という気持ちになりますし、友だちにメールを打ったりSNS等でやりとりしたりするのも、気分転換になるでしょう。それらを無理して制限する必要は、もちろん全くありません。ただ、人は寝不足で疲れがたまっていれば、必然的にすべての効率が落ちます。

深夜も休むことができない授乳などで慢性的な睡眠不足に常に眠さを感じていても、いざ眠ろうとすると眠りに落ちることはなかなかできないこともありますが、横になって目をつぶるだけでも疲労は随分解消されます。眠れないと思っても、気づいたら10分~20分、寝落ちしていることもあるでしょう。そうすると、思った以上にと頭がすっきりして、その後の行動の効率が上がるもの。ぜひ、家事のルーティーンを済ませた1日の前半に、そんな時間を確保してみてください。

>>目の前の小さなこととともに、これだけはと願うことを目標設定する