スキップフロアの魅力は?

床の高さを半階程度ずつ変えた「スキップフロア」の間取りを、皆さんは体感したことがありますか?

間仕切り壁ではなく、床の段差で空間を仕切るため、視線が通りやすいのがこの間取りの特徴です。壁が無いことで、家のどこにいても家族の気配がさりげなく伝わり、コミュニケーションが取りやすいことが大きな魅力です。さらに、開放感が高いことや、風通しがよいことも魅力といえるでしょう。

スキップフロアの間取りは、段差で空間を区切るため、ゆるやかにつながりながらも各空間のプライバシーをきちんと守れます

スキップフロアの間取りは、段差で空間を区切るため、ゆるやかにつながりながらも各空間のプライバシーをきちんと守れます


また、床の高さが変わることで目線が広がるので、実際の床面積より広く感じられるメリットがあります。さらに、各フロアをつなぐ階段が廊下の役割を兼ねるため、廊下や階段などのデットスペースが最小限で済みます。このため、狭小地の住まいでは、スキップフロアの間取りが多く採用されているのです。

“スキップ”の取り入れ方は様々

スキップフロアには様々なタイプの間取りがありますが、主流は(1)住まい全体をスキップで構成したプランと、(2)ワンフロア内に床の高さ違う空間を配したプランです。それぞれの間取りをイメージして頂きやすいよう、モデルプランをご紹介しましょう。

■モデルプラン(1)住まい全体をスキップフロアで構成
外観は2階建ですが、フロアを少しずらし、5つのフロアで構成しています。フロアは分かれていても視線が通るため、どこにいてもお互いが近くに感じられ、安心して過ごすことができる間取りといえます。

高さや奥行に変化のある、立体的でリズミカルなフォルムの外観。空を仰ぐ斜めラインの片流れの屋根もアクセント

高さや奥行に変化のある、立体的でリズミカルなフォルムの外観。空を仰ぐ斜めラインの片流れの屋根もアクセント


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スキップフロア実例


断面図

断面図【クリックで拡大します】


1階の中心は、「スキップダイニング&キッチン」です。そこから2段下がった「スキップピット」は子どもの遊び場に最適なスペース。さらに、1階の小上がりには、吹き抜けが開放的な「スキップリビング」を配しています。
中2階は、書斎コーナーとして使える「スキップラウンジ」。2階は、吹き抜けに面した「スキップスタディー」と、子ども部屋、主寝室があります。

大型収納に細々とした日用品をしまえば、共有空間をいつもすっきり使うことができます

大型収納に細々とした日用品をしまえば、共有空間をいつもすっきり使うことができます

さらに、「スキップリビング」と「スキップラウンジ」の床下には、ウォークインの大型収納を設けています。「スキップピット」から出入りできるので、かさばりがちなおもちゃの収納にも便利です。

 
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