夏ならではの台湾茶の楽しみ方

kakikoori

砕いた茶葉をトッピングしたさっぱり風味の紅玉紅茶かき氷

夏の風物詩ともいえるかき氷。暑い時期、やはり冷たいものが欲しくなります。お茶を冷たく楽しむ方法は、冷茶だけではありません。かき氷やゼリーにしたり、アイスやプリンのシロップにしたりと様々に楽しむことができます。冷たいものの摂りすぎはよくないものの、今回は、暑い日に特においしく感じられる台湾茶2種と、その楽しみ方をご紹介いたします。

メンソール香が爽やかな紅玉紅茶

紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ)は、台茶18号という紅茶用に品種改良された茶葉で、台湾の南投県が主な産地です。大葉種でありながら、濃く淹れても渋味が出にくく、透き通った明るい水色で、鼻からすっと抜ける爽やかなメンソール香が印象的。初めて飲んだ時には違和感があっても、いつのまにかファンになる人が多いという台湾紅茶。

冷たいものを摂りすぎた気がするものの、温かいものを飲む気分になれないという時にぴったりなのがこの紅茶。お湯を注ぐとふわっと蜜のような甘い香りがたちのぼり、ミントのような強い清涼感があるわけではないのに、口に含むとスーッと喉元から涼風が吹き抜けていくような爽やかさがあります。

全発酵させた紅茶は、身体を温めてくれる性質があるので、冷房で冷えを感じた時にもよさそうです。

そんな爽やかな味わいを持つ紅玉紅茶は、かき氷にしても美味。いつも通りにお湯で抽出、もしくは水出ししたものをご家庭にある製氷器で凍らせ、氷かき機で削るだけで、さっぱりとした紅玉紅茶のかき氷が出来上がります。あえて甘みを付けないかき氷にすると、金平糖をトッピングしたり、甘みのある干菓子と一緒にいただいたり、練乳をかけてミルクティー風にしたりと、個々の好みやその時の気分に合わせて甘みの調整をしながら楽しむことができます。

爽やかな茉莉花茶、濃厚な旨みのある台湾碧螺春、香り高い東方美人など、いろんなお茶をかき氷にしていただくのも夏の楽しみのひとつです。