桜井結衣の恋愛コラム/桜井結衣の恋愛情報

「ベルトコンベア男」では、いい女は落ちない!?いい女を口説くには

今回は、モテないわけではないし、ある程度の相手なら口説き落とせるものの、いわゆるいい女は落とせない男性に向けてお届けいたします。ここぞというときにどう口説けばいいのか。いい女が落ちない理由を知っているのと知らないのとでは雲泥の差があります。

執筆者:桜井 結衣

  • Comment Page Icon

「ベルトコンベア男」では、いい女は落ちない!?

「ベルトコンベア男」では、いい女は落ちない!?

そもそも、「イイ女」って?

今回は、モテないわけではないし、ある程度の相手なら口説き落とせるものの、いわゆるイイ女は落とせない男性に向けてお届けいたします。ここぞというときにどう口説けばいいのか、それを知っているのと知らないのとでは雲泥の差があります。
 
<目次>
 

「いい女」の定義とは?

「イイ女」と一口に言っても、好みのタイプは人それぞれですから色々な意見があるかもしれません。ですので、まずは今回のコラムにおける「イイ女」の定義からお伝えいたします。

ここでの「イイ女」とは、美人で良識があり、性格も良く、知性も兼ね備え、常に複数の男性から口説かれるほどモテモテな女性を指します。このような女性は、場の空気を読んでノリを合わせますが、身持ちがかたい特徴があります。

お酒に酔った勢いで~とか、寂しい気分を紛らわせたくて~といった理由で体を許すことはありません。自分の気持ちとしっかり向き合ったうえで、きちんと好きになった相手としか男女の仲にはならないのです。

どんなに口説かれても気持ちがなければ落ちないからこそ「イイ女」と言えるのかもしれませんが、男性からしたらなかなか手強い相手とも言えるでしょう。
 

「ベルトコンベア男」になっていませんか?

ある程度経験を積んだ男性には、狙った女性と二人で会うときの「お決まりパターン」があると思います。もしかしたら、その「お決まりパターン」がイイ女を口説く際にマイナスになっているのかもしれません。

ベルトコンベア作業のように、お決まりの手順で口説き落とすことができれば、それほど簡単なことはありませんよね。しかし、惰性のような「お決まりパターン」ではイイ女は満足しません。

少し具体的にお話しましょう。女性と二人で会うとき、なんとなく食事して、なんとなくその女性をホメたたえて、なんとなくムーディな景色を見せて、なんとなく「お持ち帰り」しようとする……そんな決まり切った流れで落とせるのは、経験値の低い女性かよっぽどモテない女性か初めからあなたに気がある女性でしょう。

もちろん、決まり切った流れが悪いわけではありません。モテるために抑えておきたい最低限のポイントは、このような流れの中にあります。しかし、モテモテのイイ女を狙うなら、他の男と同じ口説き方では全く印象に残らないのです。

そして、一番の問題は、決まり切った流れをなんとなく実行していると「心がない上辺のやりとり」だけで終わってしまうということです。きちんと自分の頭で考えられる大人のイイ女は、目の前の男性が下心で自分をホメていることや、話の核を理解しないでテキトウな相槌をしていることを見透かしてしまいます。もちろん、大人のイイ女は、いちいちそんなことを指摘しないので、その場はそれなりに楽しそうに振る舞うでしょうから、男性は「今夜、イケる気がする!」と勘違いしてしまうのかもしれませんが……。

それでは、イイ女を口説くにはどうすればいいのでしょうか。
 

「たった一人の彼女」と真剣に向き合うべし

彼女が「本当に望んでいるもの」に気付いていますか?

彼女が「本当に望んでいるもの」に気付いていますか?

女性は「自分だけに向けられた愛情」だったり、「私だけという特別感」を求めています。そして、そんな愛情や特別感の中から男性の「誠実さ」や「本気度」を感じとろうとするのです。イイ女は、特にこの傾向が強いもの。

なぜなら、口説かれる数が多いため、男性の真意を見極めることが必要だからです。そのため、ホメられたとしても、誰にでも軽く言っているような雰囲気が感じられれば「不誠実さ」を感じてしまいます。

また、女性が大事にするのは「会話による意志疎通」ですから、女性の話をぼんやり聞いてテキトウな返答をするのはもってのほかです。あなたのことを好きな女性であれば、どんなに上辺だけの言葉であっても勝手にプラスに解釈してくれるでしょうし、「ベルトコンベア」のようなお決まりの口説き方でも数をこなせば引っ掛かる女性もいるでしょう。

しかし、引く手あまたのイイ女には、きちんと会話が成立しない男性を受け入れる理由がありません。会話中、詰まったときに「カワイイね」とか「好きだよ」などといった甘い言葉でごまかそうとする子どもだましは通用しないのです。「女はこう言えば喜ぶだろう」という浅い考えは、彼女を不愉快な気分にさせてしまいます。

男が女を口説くこと、それは一対一の真剣勝負です。恋の戦も、場数を踏めば、目の前の男が本気で自分を口説いているのか、そうでないのかくらい分かるもの。心なく、流れ作業で誰にでもしていることをされたら、自分が物のように粗末に扱われていると感じるのが女心です。

女性は、男性が思う以上に敏感に相手の気持ちを感じとります。ですから、相手の女性をしっかりと見て、彼女が何を望んでいるのか汲み取っていくことが必要です。相手の好みや性格を考えて先回りして気を遣ったり、トークテーマを選んだり、相手がノリやすいテンポをつくったり、サプライズを用意したり。そういったカスタムメイドのおもてなしこそが、イイ女の心をつかむのです。

万人に同じことをしていては、ほどほどの相手しか落とせなくて当然です。いかに相手に惚れこんで、相手を本気で手に入れたいと切望するか。そして、その本気の気持ちを伝えるときに、いかに相手が受け入れやすい状況をつくるか。そこまで考えられてこそ、究極のイイ女を手に入れられるのです。

さて、今回のコラムをご覧になった方の感想は、おそらく二つに割れるでしょう。一つは、「うわーめんどくさ。そんなこといちいちやってられないよ」というもの。もう一つは、「そりゃそうだ。なに当たり前のこと言っちゃってるんだよ」というもの。自分が感じたこととかけ離れた感想は理解しがたいかもしれませんが、世の中にはそれほどまでに恋愛格差があるのです。恋愛は、しなければ生きていけないことではありません。モテモテで倍率の高い分、口説く手間がかかるイイ女を狙うか、簡単に手に入る相手で満足するのか。決めるのは、あなたです。

【関連記事】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます