清潔感のあるキッチンを実現するにはゴミ箱置き場も忘れずに

新築やリフォームでキッチンを検討する際には、調理のしやすさや掃除のしやすさ、デザイン性などを考慮し、プランニングや機器選びを進めていくことになりますが、忘れがちなのがゴミ箱の置き場ではないでしょうか。

地域によって異なりますが、キッチンで出るゴミは、何種類にも分別しなければなりませんし、それぞれにゴミ箱を用意する必要も。それらを置くスペースは、予想以上に場所を取り、限られた空間のどこに置けばいいのか、スペースを確保することも難しい、というケースも多くみられます。
 
キッチンのプランニングを進める中では、すっきりと清潔感のある空間を実現するため、ゴミ箱の定位置をしっかりと決めておくことも大切なポイントのひとつでしょう。
ダイニングから見えにくい場所とするなど、キッチンプランに合わせてスペースを確保したい。 [Lクラスキッチン]undefined パナソニック エコソリューションズundefinedhttp://sumai.panasonic.jp/

ダイニングから見えにくい場所とするなど、キッチンプランに合わせてスペースを確保したい。 [Lクラスキッチン]  パナソニック 
 

【目次】
1.まずゴミ分別の方法を確認し、ゴミ箱の数やスペースをイメージしよう
2.キッチンまわりにゴミ箱置きのスペースを確保しよう
 ・キッチンカウンターの下や冷蔵庫の横
 ・ダイニングから見えにくい場所
3.システムキッチンの収納ユニット等を活用しよう
 ・周辺収納・壁面収納ユニット
 ・カウンターキャビネット
4.パントリー(食品庫)内にゴミ箱スペースを確保しよう
5.勝手口まわりを上手に活用してゴミの一時保管場所にしよう
6.ゴミ置き場含めたサービスヤードを設けよう
7.キッチンのゴミ置き場は道路までの動線に配慮して検討を
 

新居のゴミ分別の方法を確認し、必要な数やスペースをイメージ

壁面収納ユニットにスペースを確保するケースも多くみられる。周辺ユニットundefined壁付け収納。[サ・クラッソ]undefined TOTOundefined http://www.toto.co.jp/

壁面収納ユニットにスペースを確保するケースも多くみられる。周辺ユニット 壁付け収納。[サ・クラッソ]  TOTO

ゴミ箱のスペースを検討する前に確認しておきたいのは、地域のゴミ分別の方法や収集回数など。現在暮らしている家を建て替えたり、自宅をリフォームするのであれば必要ありませんが、新築や中古を購入しリフォームする場合などは、事前に、ゴミ出しルールを確認しておくこと。その上で、いくつ、どのくらいの大きさのゴミ箱が必要になるか、そのためにはどのくらいのスペースを確保しなければならないか、イメージしておきましょう。

また、現在のライフスタイルだけでなく、家族が増えたり、子供が成長すれば、出るゴミも増えるかもしれません。ある程度、余裕を持った計画を。現在のゴミの捨て方やゴミ箱の数、ゴミ臭いや収集日までの一時置き場など、不便さや不都合に感じていることを明確にしておくと、プランニングもしやすいでしょう。
 

キッチンまわりにゴミ箱スペースを確保。空間プランと同時に検討を

分別方法に合わせて、ゴミ袋を利用できるタイプもみられる。[Lクラスキッチンundefinedダストボックスワゴン ごみを分別]undefined パナソニック エコソリューションズundefinedhttp://sumai.panasonic.jp/

分別方法に合わせて、ゴミ袋を利用できるタイプもみられる。[Lクラスキッチン ダストボックスワゴン ごみを分別]  パナソニック

キッチンでの作業を考えれば、キッチンからでる生ゴミやビン・缶、ペットボトルなどは、キッチン空間内、もしくは周辺に置いたゴミ箱に捨てる、というケースが多いでしょう。

■キッチンカウンターの下や冷蔵庫の横
一般的なのは、キッチンカウンターの下や冷蔵庫の横など。置く予定のゴミ箱のサイズや数に合わせてスペースを確保しておくこと。キッチンプランが決定する前、キッチン空間全体を検討する際に、スペースを考えておくことが大切です。
 
■ダイニングから見えにくい場所
最近では、LDK一体型のキッチンも多く、ダイニングやリビングからキッチンの見え方にも配慮したいもの。ゆっくりと食事をしたりくつろぐためにも、ゴミ箱置き場は、直接見えない位置に設けておく方がいいでしょう。
 

システムキッチンには、使い勝手のいいゴミ収納の設定も

キッチンメーカーのシステムキッチン商品には、ゴミ箱を置くことができるように工夫されたキャビネットやパーツなどが多く揃っています。
ゴミ箱をすっきりと収納することができるユニットも用意されている。 家電収納 蒸気排出ユニット付。[アレスタ]undefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

ゴミ箱をすっきりと収納することができるユニットも用意されている。 家電収納 蒸気排出ユニット付。[アレスタ]  LIXIL

■システムキッチンの周辺収納・壁面収納ユニット
メーカーや商品によっても異なりますが、たとえば、カウンターの下にスペースを確保したフロアキャビネット、キャスター付きの引き出しに複数のゴミ箱を設置できるものなど。食器や家電製品などの収納を目的とした「周辺収納ユニット」「壁面収納」などにも、すっきりと収まるタイプがみられます。

■対面キッチンなどのカウンターキャビネット
キッチンとダイニングの両側から使用できるカウンターキャビネットなどにも、ゴミ箱を収納できるタイプがみられます。行き来しやすい場所であれば、子供のお手伝いもしやすいかもしれません。

システムキッチンをプランニングする際には、必ず、実際にショールームで商品を確認すること。設定されたスペースやゴミ箱の容量で充分か、使い勝手など、開閉操作をするなどして検討することが大切です。
 

キッチンに隣接するパントリー(食品庫)内にゴミ箱スペースを確保しても

キッチンに隣接してパントリー(食品庫)をプランニングできれば、その中にゴミ箱スペースを確保するプランも考えられます。ビンや缶、ペットボトルなどかさばるものはパントリーに、生ゴミなどはキッチン内に、など、分けてプランニングしてもいいでしょう。
 

勝手口まわりを上手に活用してゴミの一時保管場所に

勝手口近くにスペースがあればゴミ箱の一時置き場としても。水場があると便利。[パワーアルファundefinedundefinedF型undefinedルーフ・900タイプundefinedシャイングレー] LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

勝手口近くにスペースがあればゴミ箱の一時置き場としても。屋根や水場を設けておくと便利。[TOSTEM パワーアルファ  F型 ルーフ・900タイプ シャイングレー] LIXIL

地域やゴミの種類にもよりますが、ゴミの品目によっては、収集は週に1度というケースもあるものです。収集日まで、キッチンまわりに置いておくことができる余裕があれば問題ありませんが、ゴミ箱がいっぱいになり、キッチン作業の邪魔になることも。また、イヤな臭いが気になる、という場合もあるでしょう。

キッチン空間内のスペースが足りなかったり、臭いが部屋の中にこもるのを避けるためには、収集日までは一時的に置いておくことのできる、別の場所を確保しておく、というのもひとつの方法です。たとえば、勝手口まわりを仮置きできるスペースとしたり、物置やカーポートなどの一角に保管したり。2階リビングのプランであれば、バルコニーの端やサービスバルコニー(比較的小さなバルコニー。室外機やゴミ置き場に用いられる)などを設けてもおく方法もあるでしょう。
 

ゴミ置き場含めたサービスヤードを設けて家事全般を楽に

キッチンからつなげて囲いスペースを確保しても。洗濯物干しやアウトドア用品の収納など、住まいの裏方スペースとして有効活用を。undefined[サンフィール3 テラス囲い スタンダードタイプ 床納まり フラット型 屋根ふき材:ポリカ (トーメイマット) 部分囲い:右連結 H2]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

キッチンからつなげて囲いスペースを確保しても。洗濯物干しやアウトドア用品の収納など、住まいの裏方スペースとして有効活用を。 [サンフィール3 テラス囲い スタンダードタイプ 床納まり フラット型 屋根ふき材:ポリカ (トーメイマット) 部分囲い:右連結 H2]  YKK AP

裏庭など屋外スペースにゆとりがあるのであれば、ゴミ箱置き場だけでなく、家事全般の裏方スペースとして、サービスヤードを設けてもいいでしょう。庇や屋根を設ければ、洗濯物干し場として利用できます。ゴミ箱置き場だけでなく、ガーデニング用品の保管場所や土間スペースの作業場を設けてもいいでしょう。
 

キッチンのゴミ箱置きは道路までの動線に配慮して検討を

キャビネットの下の空間を利用して。誰でも使いやすい場所を確保。[ミッテ]undefined TOTOundefined http://www.toto.co.jp/

キャビネットの下の空間を利用して。誰でも使いやすい場所を確保。[ミッテ]  TOTO
 

キッチンのプランニングに限りませんが、検討する際には、実際の暮らしをイメージすることはとても大切です。ゴミ箱の置き場所や一時保管場所などを平面図に書きこみ、日常的に使いやすいかどうかを確認すること。保管場所から室内外の出入りのしやすさ、前面道路までの動線などを考えておくこともポイントのひとつ。玄関から持って出るのか、勝手口から裏庭を回るのか、カースペースを通るのかなど、収集場所へのゴミ出しのしやすさにも配慮しておきたいものです。

家づくりの中では、ゴミ箱置き場は小さなスペースですが、使い勝手の良し悪しは毎日の暮らしにも影響するもの。キッチンが快適な空間となるかにも関わってくるものです。キッチンを検討する際には、料理をつくる→片付ける→ゴミを捨てる、までトータルに、使いやすいプランニングや設備機器、ゴミ箱を含めた収納プランなど、十分に検討することが大切でしょう。


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