十勝にウェスタンの世界が……

北海道の十勝平野といえば……抜けるような青空。どこまでも続く広大な畑とそこを走るまっすぐな道。農作業をしているトラクター、麦藁のロール、気持ちよさそうに牧草を食む牛たち。

そこにはかつて観た映画「幸せの黄色いハンカチ」に出てきたようなのどかな農村の風景が広がっています。そんな十勝にいきなり『ウェスタンの世界が出現』なんていったら、きっとびっくりするでしょうね。

十勝平野の西、狩勝峠を少し下った高原にあるウェスタンビレッジ・サホロ。ここを運営しているユニークなカウボーイスタイルの親父が、通称ジャック及川さんです。馬好きが高じて馬と一緒に生活すること20年、どうせ十勝で乗馬をやるなら、と始めたのが、このホーストレッキングというアウトドア・アクティビティーでした。
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十勝のウェスタン親父、ジャック及川さん


ホーストレッキングとは?

一口に乗馬といっても、色々なスタイルがあります。イギリスの貴族が乗っているように両手でしっかり手綱を持って馬をあやつる、ブリティッシュスタイル。また西部劇に出て来るカウボーイのように片手で手綱をさばきながら乗りこなすのがウェスタンライディング。まあブリティッシュかウェスタンか、そのスタイルに違いはあれど、こと乗馬に関して本州では柵に囲われた馬場の中で乗るのが一般的です。

それでは、当ビレッジでやっているホーストレッキングとは、どのようなものなのでしょうか? ひとことでいえば、閉ざされた馬場の内ではなく、馬に乗って山林や原野、海辺の砂浜、時には雪原などを自由に散策するという、北海道ならではのアウトドア・アクティビティーです。
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馬に乗って雪原を歩く……これも北海道ならではの風景ですね

こちらでは、良く調教されたおとなしい馬が12頭。初心者や子ども(小学3年生以上)でも乗馬を簡単に楽しむことができます。さらに、こちらのウェスタンビレッジ、牧場奥の広い山林を利用してホーストレッキング用の「馬の道」を整備したとのこと。
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さっそうと馬を乗りこなす子どもたち


「まあ、話ばっかりより自分で体験した方が早いよ。馬で一緒に山に入ってみましょう」とのジャックの言葉に誘われ、さっそくホーストレッキングに出かける事になりました。