効果的な空室対策とは?

taikyo

逆説的なようですが、空室リスクを減らすためには、できるだけ空室を作らないことです

空室をなくす最適な方法は空室を作らないこと。つまり入居者に出来るだけ長く住んでもらうことです。仮に退去されてしまえば、次の入居者が決まるまで収入はゼロになってしまいます。退去後、幸いにして1、2ヶ月で新しい入居者が決まれがそれに越したことはありません。しかし借り手市場で競合物件が山ほどあるこのご時勢、そんなに簡単なことではありません。

住んでいてもらえさえすれば、当然のことながら空室になることもないし、定期的な家賃収入が得られます。空室リスクをなくす一番の対策は「入居者に退去されないこと」、空室を作らないことなのです。

では入居者に長く住んでもらうためには、具体的にどんなことを行えば良いのでしょうか?お金をかけなければ出来ないことではありません。とても簡単で誰にでも出来ることです。順番に解説していきます。

入居者への「ちょっとした」気遣い・心配り

答えは入居者に対して「ちょっとした」サービスを徹底することです。入居者に対するほんの些細な気遣いや思いやりを、分かりやすく伝えること、伝わるようにすることです。

例えば室内で設備の故障があり、わずかな期間でも入居者に迷惑をかけてしまったときに、「大丈夫でしたか?ご迷惑お掛けしました」と連絡してみる。契約を更新してくれたときには「更新ありがとう、これからもよろしく!」と連絡を入れてみる。入居者の誕生日にお花を贈ったオーナーさんもいます。お花自体、そんなに高価なものではありません。だけど、入居者の方はとっても喜んでいました。

オーナーの「顔」が見える管理・運営を

不動産会社に管理を任せていれば、オーナーは基本的に入居者とコンタクトを取る必要はありません。本来上記のような入居者への気遣いをしなくても、誰に文句を言われる訳ではありません。ただ、こうしたちょっとした心遣いを行うだけで、オーナーの人柄に触れることができ、安心感が増すのです。入居者心理はまったく違うものになってきます。

「何かあったらいつでも言ってくださいね」
実際に室内でトラブルがあれば、対応するのは管理会社です。しかし、このような一言があるだけで、オーナーさんが気にかけてくれていると感じることができるのです。お金を払う側と受け取る側に過ぎなかった関係が、人間同士の付き合いに変わるのです。

直接「顔」を見せに行く必要はありませんが、オーナーの人となり、つまり「顔」が見えるような管理・運営を心がけることが、退去率を下げ末永い長期間の入居につながるのです。次ページでは退去率を下げるもう一つの方法を解説していきます。