ストールの編み方！初心者でも簡単なスプリングストール

 ストールの編み方！スプリングストールは編み物初心者でも簡単

春にぴったりのマフラーストールです。糸には冬糸、夏糸の他に、「梅春もの」と呼ばれる種類があります。これはその名の通り、梅の頃に展開されるアイテムのことで、冬から春に変わる頃に向けた糸です。
今回のストールに使用した糸も「梅春糸」の今年の新作。不織布のテープヤーンに細かいモヘアが絡んだ軽い糸は、春先から梅雨どきの肌寒い季節にぴったりです。

棒針の基本的な記号をまっすぐに編みますが、編み目の性質で斜めになるのも面白い作品です。
普通に巻いても素敵ですが、リボン結びにしても可愛くておすすめです。その日の気分やファッションにあわせてスタイリングしてみてくださいね。  

ストールの材料・構図など

【材料】
ハマナカ スラリットマルチ　35g

【用具】
棒針 7号
かぎ針 6/0号

【ゲージ（10cm四方に入る編み目の数）】
模様編み18目・18段

【全体図】 まずは全体の構図を見てみましょう。
【記号図と制作の流れ】 かぎ針で棒針に編み付けながら「作り目を」22目編み、「表目」で1段、「裏目」で1段編みます。「左上2目一度」と「かけ目」で模様編み1段、続けて「裏目」で1段編み、これを繰り返します。かぎ針で「引き抜き止め」をして、縁編みをします。反対側にも縁編みをして、完成です。  

ストールの編み方手順1：かぎ針を使って編み始める

【本体の作り方】
※編み方が分かりやすいように、白い毛糸を使用しています。

1. かぎ針を使い、糸の端から20cmのところで鎖編みを1目編みます。
2. 鎖編みが1目編めたところ。
3. 棒針1本をかぎ針と糸の間に写真のように入れて、糸をかけます。
4. かけた糸を鎖目に引き抜きます。
5.  糸を引き抜いたところ。
6. 3～5を繰り返し、22目めのループを棒針に移して、かぎ針を外します。
7. 記号図にしたがい、表目を編みます。
（表目：右針をループの左側から入れて、糸を引き出します。）
8. この1段は表目で端まで編みます。
9. 編み地を裏返して、次の段を編みます。
記号図は「裏目」ですが、表から見た時の裏目なので、「表目」の要領で編むことになります。
10. この1段を端まで編みます。  

ストールの編み方手順2：斜めの編み地にする

11. 模様編みの1段めを編みます。編み地を裏返し、記号図にしたがい「表目」を1目編みます。
12. 記号図にしたがい「左上2目一度」を編みます。まず、左針の2ループを写真のように左側から拾います。
13. 矢印のように、糸をかけて引き抜きます。
14. 「左上2目一度」が1目出来上がりました。
15. 右針に写真のように糸をかけて「かけ目」をします。
16. 続けて記号図にしたがい、12～15を繰り返します。
17. この段の最後の1目は「表目」で編みます。
18. 編み地を裏返し、「裏目（偶数段なので、表目の要領になります）」で1段編みます。
19. 11～18を繰り返し、263段めまで編みます。編んでいくと、自然に斜めの編み地になっていきます。  

ストールの編み方手順3：仕上げから完成まで

20. 「引き抜き止め」をします。右針をかぎ針に持ち替えて、写真のように左側からループを拾い、糸をかけてから矢印のように引き抜きます。
21. 20で最初に拾ったループを左針からはずします。
22. 次のループをかぎ針で左側から拾い、矢印のように、2ループまとめて引き抜きます。
23. 「引き抜き止め」が2目出来上がりました。
24. 「引き抜き止め」が1段出来上がりました。
25. 続けてかぎ針で縁編みをしていきます。編み地を裏返し、記号図に従い「細編み」を1目編みます。まず指定の目を拾い、糸を引き出します。
26. 再び糸をかけて矢印のように引き抜きます。
27. 記号図にしたがい「鎖編み」を3目編みます。
28. 25～27を記号図にしたがい繰り返します。
29. 最後の目まで編んだら、糸を処理します。続けて反対側にも糸を足して、25～29と同様に縁編みを編みます。
30. 糸始末をして、完成です。パターンで編むので、幅や長さをお好みでアレンジするのも楽しいですよ。とても軽いので、お出かけ時にバッグに入れておいても便利です。
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