4月1日から消費税が8%になりました。これを受けて全国の映画館(シネマコンプレックス)も値上げを実施。どのような値上げをされているのか?どうすればおトクなのか?まとめてみました。

1 全国で値上げの仕方はほぼ一緒!

4月1日からの料金の値上げの仕方はほぼ統一されています。具体的には「基本の鑑賞料金は変わらず、各種サービス料金は100円値上げ」ということになっています。具体的には以下のような変更です。
※劇場によっては実施していないサービスもあるのでご注意ください。

ファーストデイ 1000円→1100円
レーディスデイ 1000円→1100円
レイトショー 1200円→1300円
メンズデー 1000円→1100円
シニア料金 1000円→1100円
夫婦50割 (2人で)2000円→2200円

基本的にこれだけです。一般・大学生・高校生・中学生・小学生・幼児(3歳以上)・障がい者の料金はどれも据え置きというのが、どのシネマコンプレックスでも共通しています。このような料金の配分になっているのは、3%の消費税アップの帳尻を合わせるためだそうです。

しかし、「なーんだ、じゃあどこでも同じなんだね」と思うことなかれ。実は落とし穴があるのです。それは高校生料金です。

2 高校生は要注意!

新しく高校生の料金が新設されている劇場があります。確認してみると、高校生の料金がシネマコンプレックスごとに異なっているのです。

TOHOシネマズ、MOVIX、ユナイテッドシネマ、シネマサンシャイン→高校生料金:1000円
109シネマズ、T-JOY、イオンシネマ→高校生料金:1500円

なんと500円も違う!高校生にとって、これは大きい差なのではないでしょうか。

3 イオンシネマはちょっと違う!

また、先ほど「値上げの仕方はほぼ統一されている」と書きましたが、「イオンシネマ」はほかと異なり、新しい料金体系が新設されています。

ハッピーマンデー(男女ともにOK、月曜のみ):1100円
ハッピー55(55歳以上であれば誰でもOK):1100円
ハッピーファースト(毎月1日):1100円
ハッピーモーニング(平日朝1回目の上映):1100円
ハッピーナイト(毎日20時以降の上映):1300円(税込)

一見嬉しいサービスに思えますが、代わりにレディースデーや夫婦50割が廃止(統合)され、他の劇場との差別化が図られています。以前のサービスに慣れている方は要注意です。

次ページでは、前売り券の情報と、1000円で映画を観る方法をご紹介します!

4 前売り券はどうなっている?

劇場で払う料金が高いなら、前売り券で少しでも払うお金を減らしたいと思う方もいるでしょう。

この前売り券がけっこうクセもの。値上げをしている前売り券もあれば、お値段据え置きの前売り券もあります。さらに劇場で買える前売り券の「ムビチケ」と、コンビニで買える前売り券で値段の違いがあったりするのです。

たとえば2014年4月現在だと、「テルマエ・ロマエ2」「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」「X-MEN:フューチャー&パスト」は、ムビチケでもコンビニの前売り券でも、変わらず値段は1400円です。コンビニの前売り券が実質100円の値上がりとなっています。

「ネイチャー」「アメイジング・スパイダーマン2」はムビチケが1400円、コンビニの前売り券が1300円になっていたります。コンビニの前売り券はお値段据え置きです。

「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」 「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」は、ムビチケでもコンビニの前売り券でも大人1300円、小児800円と、こちらも据え置きの値段設定になっています。

実にややこしいですね。同じ値段であればオリジナルグッズをもらうことができ、座席指定もできるムビチケのほうがおトクですが、100円の差があるのであれば コンビニでの購入を優先する方もいるでしょう。今後の料金は統一されるのかもしれませんが、今の段階では作品ごとに値段を調べるしかなさそうです。

5 1000円で観る方法もある!

大学を卒業し、大人になった方にとって1000円札1枚で映画を観ることは難しくなったと言ってよいでしょう。ファーストデーでも、レディーズデーでも最低1100円、たとえシニア世代になっても1100円なのですから。たかが100円の差とは言っても、わざわざ100円玉を出すのが億劫な方も多いと思い ます。

しかし、1000円で映画を観る方法もあります。ユナイテッドシネマの会員限定のサービスデー(金曜)は、シネマコンプレックスの中では数少ない1000円で観ることのできるサービスです。

お近くの単館系映画館を調べてみると、1000円で観る方法が見つかるかもしれません。たとえば、新宿武蔵野館では新たに水曜日サービスデーが実施されており、誰でも1000円で観ることができます。ポレポレ東中野のファーストデーの料金も、1000円据え置きとなっています。

また、12月1日にもTOHOシネマズとT-JOYでは1000円で観ることができます。こちらは8ヶ月待つしかありません。

次のページでは、各々のシネコンごとのサービスをまとめた表をお見せします!

6 どうすればおトク?

各映画館で実施しているサービスを駆使することが、おトクに映画を観る方法のひとつです。6本観れば1本無料になるサービス、会員限定のサービスデイなど、知らなければソンな特典がいっぱいあるのですから。中には4月になっても料金が変わっていないサービスもあります。

各シネマコンプレックスの料金とサービスを表にまとめてみました。
ぜひご覧になって検討してみてください。

KihonRyoukin

基本料金

SeveralService

各種サービス

SpecialCard

特別・カード割り引き
 

※「平日ファーストショー」など、劇場によっては名前や詳細が異なるサービスがあるのでご注意ください
※4月になって値上げした料金は赤字にしてあります。
※背景がオレンジになっているサービスは、劇場によっては行われていない場合があります。
※3Dメガネを持参すれば、3D鑑賞料金が100円引きとなる劇場もあります

増税で料金が高くなったと嘆くばかりでなく、映画を観る方法をいろいろと検討してみると楽しいかもしれませんよ。


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