親子

親子で保険のことを話したことがありますか?

実家に帰ったときなど、年齢を重ねた親と話す際に、健康の話題はよく出てきますよね。特に、がんは歳とともに罹患率が高まり、一生涯で2人に1人がかかるといわれています。治る病気といわれつつも、再発や転移などで、精神的にも経済的にも家族全体の問題になることも多いようです。

そんな中で、経済的な不安を少しでも軽減できるならと、親子の会話から民間の保険の話に発展することも少なくありません。実際に、「自分の親がだいぶ前に入ったがん保険について、これでいいかを見て欲しい」というご相談も多くあります。

しかし、保険は、誰でもいつでも見直しができるとは限りません。以下、親のがん保険の見直し相談の事例をご紹介し、加入年齢にもフォーカスしてみましたので、どうぞご参考ください。

<ご相談者 Aさん>
  • 会社員 37歳 女性 シングル 
  • 父69歳 母65歳 Aさんは一人娘
  • 両親は、Aさんの自宅から片道3時間程度かかるところに住んでおり、何かあったときは、会社を休まないと動けないので、まずは経済的安心がほしいと思っている

進化してきた「がん保険」、見直しポイントは?

相談

親の保険って、どんな内容だったかな?

Aさん:最近、私の親の世代でがんになる人が増えてきたような気がします。うちの親はまだ元気なほうと思うのですが、だいぶ昔に入っていた親のがん保険がこのままでいいか気になっています。

ガイド:なるほど。確かに若い頃に入られた保険なので、保険料はかなり低めですね。でも、保障内容は、今のほうがより進化しているといえそうですね。

Aさん:そんなに保障内容って昔より変わってきているんですか?

ガイド:金額的にみて一番の違いは、「がん診断一時金」だと思います。20年近く前に加入された保険は、がんと診断されて受け取れる「がん診断一時金」が1回だけしか受け取れないという商品も多かったようです。それに対し、最近は、一定期間経過していたら「がん診断一時金」や「診断給付金」が複数回にわたって受け取れるものが多くなっています。これらは100万円程度のまとまった額の給付なので、がん保険の中でも重要な項目だと私は意識しています。

Aさん:それは確かに大きいですね。実際、がんが再発した親戚もいるので、給付が1回だけだと、ちょっと不安に思います。

ガイド:その点も重視して選べるといいですね。その他、当時の保険は、がんで手術した際の「手術給付金」がないものもあり、現在の保険は、給付内容がより充実してきているといえるでしょう。当時は、がんで入院したら給付日数が無制限という点が画期的でしたが、現在は、それは当たり前で、さらに保障が充実し、医療の進歩に伴い、先進医療技術で実際にかかった技術料を補てんできるものまであります。

Aさん:そうなんですね。やっぱり、見直したほうがいいでしょうか?

ガイド:まずは、現在、貯蓄などでどの程度カバーできるかを整理してみましょう。次に、保険が必要な場合に、商品によって加入できる年齢も保険料も変わってきますから、保障内容を見て検討していきましょう。


親世代ががん保険に加入できる年齢については、次のページを参照ください。